最近の朝中間の「不協和音」をどう見るべきか。韓国政府の都合で解釈するよりも中国側の見解で眺めるのが客観的であるはずだ。特に今回の事態まで、朝中関係はかなり良いという評価が圧倒的だった。昨年12月24日、北朝鮮の新しい指導者の金正恩(キム・ジョンウン)が胡錦濤中国主席の70歳の誕生日を迎えて祝電を送ったことを、中国側はプラスの信号と見ていた。こうした背景で中国の北核阻止努力を見れば次の通りだ。
まず一つ目、北朝鮮の核問題は中国が敏感な事項だ。時殷弘人民大学教授は「北朝鮮の核実験は中国が国連制裁に同意する基準」とまで述べた。北東アジア情勢に及ぼす国際政治レベルでもそうだが、過去2回の核実験場所が中国に近く、国境付近の小学生が避難する騒ぎがあった。中国側は不安を感じるしかない。
【コラム】北核実験強行、中国の表と裏(2)
まず一つ目、北朝鮮の核問題は中国が敏感な事項だ。時殷弘人民大学教授は「北朝鮮の核実験は中国が国連制裁に同意する基準」とまで述べた。北東アジア情勢に及ぼす国際政治レベルでもそうだが、過去2回の核実験場所が中国に近く、国境付近の小学生が避難する騒ぎがあった。中国側は不安を感じるしかない。
【コラム】北核実験強行、中国の表と裏(2)
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