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トヨタ「ハイブリッドカーで韓国市場攻略」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国トヨタの中林尚夫社長。

韓国トヨタの中林尚夫社長は6日、「今年はハイブリッドモデルを前面に出し韓国で1万8000台以上を販売する」と明らかにした。中林社長はこの日、ソウル・竜山(ヨンサン)のショールームで行われた記者懇談会で、「今年はトヨタ・ハイブリッド・バトル、レクサス・ハイブリッド・エクスペリエンスデー、ハイブリッドアカデミーなど体験型マーケティングを展開する。昨年のトヨタ・レクサス販売のうち37%だったハイブリッドモデルの販売比率を今年40%以上に引き上げる」と話した。

トヨタは昨年韓国市場で「プリウス」(2290台)をはじめ、「カムリ・ハイブリッド」(1824台)、レクサス「ES300h」(944台)など6000台のハイブリッドカーを販売し、輸入ハイブリッドカー市場で善戦した。以下は質疑応答。

――昨年を評価するならば。


「昨年は2011年の東日本大震災による販売沈滞から抜け出すため必死の努力をした。その結果前年比73%増の1万5771台の販売実績を上げた」

――今年の戦略は。

「競争力がある新車でラインナップを強化する。デトロイトモーターショーで紹介された新型レクサス『IS』とトヨタ『RAV4』を第2四半期に、トヨタの最高級セダン『アバロン』を第3四半期にそれぞれ韓国市場に投入する計画だ。今年の販売目標は1万8000台だ」

――円安にともなう価格引き下げ計画はあるか。

「為替相場は中長期的に見る。いまは円安だが長く円高が続いたのは事実だ。短期的に決めるのは難しい。ただし販売店でプロモーションを積極的にする予定だ。期待してほしい」

――世界で1000万台を売るトヨタにとって販売台数1万台水準の韓国市場の意味は。

「韓国の消費者はとても厳しい目を持っている。世界のすべてのメーカーが激しく競争する韓国はトヨタにも多くの訓練を受けられる市場だ。この訓練を通じてさらに強くなれたら良いだろう」。



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