安倍晋三首相が振り回す「円安の刀」は普通でない。
韓国GM富平(プピョン)第2工場は先月から朝残業2時間をなくした。この会社で17年にわたり勤務する従業員は「仕事が減り週末8時間ずつやっていた特別勤務も消えた。1カ月40万ウォンほどの超過勤務手当てを受けられなくなった」とため息をついた。会社関係者は「販売不振もあるが円安で輸出採算性が低くなり生産量を調整した側面もある」と説明した。内需不振に円安の余波まで重なりこの会社は協力企業含め1万5000人の従業員の給料袋が薄くなったわけだ。円安の余波は韓国代表輸出企業の足を引っ張っている。
韓国企業は円安の刀に切られるのか(2)
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