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欧州を魅了する韓国Web漫画…アングレーム国際漫画祭(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

第40回アングレーム国際漫画祭を訪問した観客が大型モニター画面で作家イ・ジョンボム氏のWeb漫画「ドクターフロスト」を楽しんでいる。

展示場のあるブースで女子学生の悲鳴の後、笑い声が響いた。 40インチモニターの漫画のある場面で、突然出てきた血まみれの手に驚いたのだ。

学生が見ている漫画は韓国Web漫画家ホラン氏の「玉水駅の幽霊」。ホラン氏はこの漫画で、フラッシュ技術などを利用し、画面の中の絵が瞬間的に動く演出を見せた。 ホラー漫画の緊張感を極大化した。

先月31日から3日までフランス南西部の小都市アングレームで開催された第40回アングレーム国際漫画祭の風景だ。 今年、韓国は主賓国(Guest of Honor)として招待され、市の真ん中にあるマルシャル広場で375平方メートル(約113坪)規模の「韓国漫画特別展」を開いた。


展示場内部の「デジタルで遊ぶ」セクションでは、現在、韓国で人気があるWeb漫画の代表作が大型モニターとタブレットPCで紹介された。 フランス人観客は、画面の中の幽霊が突然後ろを振り向いたり、、ベル音などの効果音が挿入されたり、漫画に突然アニメが登場したりする韓国Web漫画を楽しんだ。

アングレーム近隣のアリテンから学生を連れてきた教師のアン・マリさん(40)は「コンピューターの画面で縦に続く漫画を見るのは新しい経験だった。 あたかも映画を見るような躍動感があり、学生たちが喜んでいた」と話した。

◇10年間の変化=アングレーム国際漫画祭は毎年20万人以上の観客が訪れる欧州最大規模の漫画祭だ。 韓国は03年にも、このフェスティバルに主賓国として招待され、特別展示を開いた。 当時は「韓国漫画の躍動性」をテーマに、欧州にほとんど知られていなかった韓国漫画の魅力を知らせた。

その間、韓国漫画界には大きな変化があった。 出版市場の沈滞とデジタル技術の成長が重なり、漫画を生産して消費する主要プラットホームが雑誌からウェブ基盤に移った。 ネイバー・ダウムなどのポータルサイトに毎週200作のWeb漫画が連載され、約1700万人が日常的に漫画を楽しんでいる。

プラットホームが変わり、表現方式も変化した。 縦スクロール鑑賞に合った演出とIT技術を利用した奇抜な装置が登場し始めた。

「漫画、その次」というテーマを掲げた今回の特別展では、韓国漫画市場のこうした変化に注目した。 デジタルに拡張される漫画媒体の未来像を見せた。

フェスティバル名誉ディレクターのフィリップ・ラボ・アングレーム市長は「韓国漫画の10年間の芸術的成就と技術的発展、新しい表現方式を知らせたいと考え、また招待することになった」と述べた。



欧州を魅了する韓国Web漫画…アングレーム国際漫画祭(2)

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