金融機関に勤務するKさん(37)は先月から中国株式を直接売買している。 韓国証券会社の「海外株式売買サービス」でだ。 「国内の株式は魅力が落ちたが、中国は望みがありそう」という理由で投資をはじめた。 中国政府が太陽光産業を集中育成するという点に注目し、太陽光株式を買った。 Kさんは「短期間で収益を出た。外国株式をもっと買いたい」と話した。
中堅企業A社は今月初め、ユジン投資証券から「日本株がよい」と勧められた。 ユジン投資証券と提携した日本のアイザワ証券の推薦で現地の銀行と不動産開発会社の株式を購入した。 1カ月も経たないうちに4%を上回る収益を出した。 ユジン投資証券のソン・スンファン国際営業チーム長は「最近は他の投資家からも日本株に関する問い合わせが多い」と説明した。
株式投資家が海外に目を向けている。 2002年に韓国で初めて海外株式取引サービスを始めたリーディング投資証券によると、今年に入って24日まで同社を通した海外株式取引額は前年同期比で383%増えた。 昨年12月比では98%増。
投資家が海外に目を向けているのは、韓国株式市場が振るわないからだ。 今年に入って28日までKOSPI(韓国総合株価)は2.9%落ちた。 同じ期間、米ダウ平均株価(5.9%)、日経平均株価(4.1%)、中国上海指数(3.4%)は上昇している。
韓国市場の見通しも明るくない。 大型ファンド運用会社の米バンガードグループが今年上半期に韓国株9兆ウォン(約7500億円)分を整理する予定だ。 輸出株に影響を与える円安問題もある。 上半期は横ばいが続くという観測が多い。
これに対し日本・中国では大型株が大幅に上がっている。 ソニー株は昨年末の958円から28日には1407円へと47%も値上がりした。 これほどなら為替差損は問題にならない。 韓国ウォンに換算しても39%上昇した。 マツダは今年に入って33%、中国長城自動車は28%上がった。 投資家の視線を引く成績だ。
韓国株式市場は振るわず…海外株式に目を向ける投資家(2)
中堅企業A社は今月初め、ユジン投資証券から「日本株がよい」と勧められた。 ユジン投資証券と提携した日本のアイザワ証券の推薦で現地の銀行と不動産開発会社の株式を購入した。 1カ月も経たないうちに4%を上回る収益を出した。 ユジン投資証券のソン・スンファン国際営業チーム長は「最近は他の投資家からも日本株に関する問い合わせが多い」と説明した。
株式投資家が海外に目を向けている。 2002年に韓国で初めて海外株式取引サービスを始めたリーディング投資証券によると、今年に入って24日まで同社を通した海外株式取引額は前年同期比で383%増えた。 昨年12月比では98%増。
投資家が海外に目を向けているのは、韓国株式市場が振るわないからだ。 今年に入って28日までKOSPI(韓国総合株価)は2.9%落ちた。 同じ期間、米ダウ平均株価(5.9%)、日経平均株価(4.1%)、中国上海指数(3.4%)は上昇している。
韓国市場の見通しも明るくない。 大型ファンド運用会社の米バンガードグループが今年上半期に韓国株9兆ウォン(約7500億円)分を整理する予定だ。 輸出株に影響を与える円安問題もある。 上半期は横ばいが続くという観測が多い。
これに対し日本・中国では大型株が大幅に上がっている。 ソニー株は昨年末の958円から28日には1407円へと47%も値上がりした。 これほどなら為替差損は問題にならない。 韓国ウォンに換算しても39%上昇した。 マツダは今年に入って33%、中国長城自動車は28%上がった。 投資家の視線を引く成績だ。
韓国株式市場は振るわず…海外株式に目を向ける投資家(2)
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