朴槿恵(パク・クンヘ)政権で最初の首相に指名された金容俊(キム・ヨンジュン)大統領職引き継ぎ委員会委員長が29日に指名を辞退した。24日に首相に指名され5日だった。裁判官在職中の不動産投機疑惑、2人の息子の兵役忌避疑惑などが提起され、疑惑を解消できず候補を辞退した。新政権の初代首相候補者が自主的に指名を辞退したのは憲政史上初めてだ。
「密室人事」という批判を受けながら金氏を指名した朴次期大統領は政治的打撃を受けることになった。27日しか残っていない新政権発足に向けた作業にも支障が予想される。原点から新たな首相候補者を物色しなければならない負担を抱えることになった上に、政府組織改編案処理と閣僚人選作業も時間に追われることになった。
金氏はこの日朴次期大統領がミャンマーのアウンサン・スー・チー氏と会談した直後の午後2時30分ごろに朴次期大統領と単独で面談し指名辞退の意思を明らかにした。朴次期大統領はこれを受け入れた。続けて金氏は午後6時8分、引き継ぎ委員会の尹昶重(ユン・チャンジュン)報道官に決心を伝え、尹報道官は午後7時に金氏の指名辞退を発表した。
金氏は、「私の不徳な行いで国民のみなさまに心配をかけ、朴次期大統領にも累を及ぼし首相指名を辞退することを決心した」と尹報道官を通じ明らかにした。金氏は、「報道機関にお願いしたい。国民の知る権利を満たすための報道でも相手の人格を最低限尊重しながら確実な根拠のある記事で批判する風土が造成されることを望む」と話し最近のメディアの検証報道に不満を示したりもした。
金氏は引き継ぎ委員長まで辞退するのかに対しては明らかにしなかった。尹報道官は、「(引き継ぎ委員長職維持は)金氏の決心に従うことにした」と話した。
韓国首相候補の金容俊落馬…閉鎖的な人事の悲劇(2)
「密室人事」という批判を受けながら金氏を指名した朴次期大統領は政治的打撃を受けることになった。27日しか残っていない新政権発足に向けた作業にも支障が予想される。原点から新たな首相候補者を物色しなければならない負担を抱えることになった上に、政府組織改編案処理と閣僚人選作業も時間に追われることになった。
金氏はこの日朴次期大統領がミャンマーのアウンサン・スー・チー氏と会談した直後の午後2時30分ごろに朴次期大統領と単独で面談し指名辞退の意思を明らかにした。朴次期大統領はこれを受け入れた。続けて金氏は午後6時8分、引き継ぎ委員会の尹昶重(ユン・チャンジュン)報道官に決心を伝え、尹報道官は午後7時に金氏の指名辞退を発表した。
金氏は、「私の不徳な行いで国民のみなさまに心配をかけ、朴次期大統領にも累を及ぼし首相指名を辞退することを決心した」と尹報道官を通じ明らかにした。金氏は、「報道機関にお願いしたい。国民の知る権利を満たすための報道でも相手の人格を最低限尊重しながら確実な根拠のある記事で批判する風土が造成されることを望む」と話し最近のメディアの検証報道に不満を示したりもした。
金氏は引き継ぎ委員長まで辞退するのかに対しては明らかにしなかった。尹報道官は、「(引き継ぎ委員長職維持は)金氏の決心に従うことにした」と話した。
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