韓国初の宇宙ロケット「羅老(ナロ)号」(KSLV-1)。(写真=韓国航空宇宙研究院)
教育科学技術部と韓国航空宇宙研究院は29日、全羅南道高興(チョンラナムド・コフン)の羅老宇宙センターで羅老号と1段と上段(2段+フェアリング)に対する最終打ち上げリハーサルを実施したと明らかにした。燃料(ケロシン)と酸化剤(液体酸素)、ヘリウムガス注入を除き実際の打ち上げ過程と同じ手順を踏んだ。羅老号と打ち上げ装備に異常は発見されなかった。
教育科学技術部はこれを受け30日午前に打ち上げ管理委員会を開き3度目の打ち上げを正式に決める予定だ。最終打ち上げ時刻は同日午後1時30分に発表される。当日の気象状況が突然悪化しなければ打ち上げ可能時間帯の午後3時55分から午後7時30分のうち最も早い午後4時ごろに打ち上げられる可能性が大きい。気象庁は打ち上げ当日の高興地域の天気は雲が少しあるが雪や雨は降らないと予報した。昼の気温は10度まで上がり、風速は3メートル未満と予想した。羅老号の打ち上げ成功の可否は打ち上げ9分後に搭載された科学衛星が正常に分離するかどうかにより判明する。
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