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韓国の窃盗団、日本で仏像を盗んで国内に持ち込み…鑑定員が模造品と間違え非難

ⓒ 中央日報日本語版
新羅~高麗時代の国宝級の仏像2点を日本で盗み、韓国内に密搬入した一党が検挙されたと29日、韓国内のメディアが報道した。

韓国の警察と文化財庁によると、昨年10月、日本の長崎県対馬市の海神神社に保管中だった国宝級の仏像「銅造如来立像」と観音寺の「金銅観世音菩薩坐像」を盗んだ疑い(文化財保護法違反等)でキム容疑者(69)が拘束され、妻のチャン容疑者ら4人が書類送検された。

「銅造如来立像」は統一新羅時代(8世紀)に、「金銅観音菩薩座像」は高麗時代末期(14世紀)に製作された仏像であることが確認された。「銅造如来立像」は日本の重要文化財に指定され、1974年にはおよそ1億円の鑑定額がついていた。


一方、この仏像2点は釜山港での通関過程で、文化財鑑定委員が「100年未満の模造骨董品」と鑑定して搬入を許していたことが伝えられ、非難が起きている。





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