北が常に乙だという認識は、経済事情が困窮しているため、外部からの経済的支援を望むという前提からだ。 特に金正恩(キム・ジョンウン)体制は政治的な不安定性を解消するため、外部の経済的支援がよりいっそう必要になるという分析だ。 このため、北朝鮮は南側に手を差し出して金品を要求し、南北対話に積極的に出てくるという見方につながり、政策的な結論は、南側が先に手を差し伸べる必要はないということになった。
しかし果たしてそうだろうか。こうした仮定は、北朝鮮が経済的支援を南だけに依存する場合に可能だ。 南側の代わりが存在すれば、事情は変わる。 李明博政権の対北朝鮮政策が総体的に失敗したのも、甲乙関係を誤って判断したからだ。 甲衣の位置を固守しようという李明博政権に対し、北は遺憾を表さず、むしろその代わりを探して中国に向かった。 北は南に屈服せず、軍事的挑発で応酬した。
【時論】北朝鮮が乙という錯覚(2)
しかし果たしてそうだろうか。こうした仮定は、北朝鮮が経済的支援を南だけに依存する場合に可能だ。 南側の代わりが存在すれば、事情は変わる。 李明博政権の対北朝鮮政策が総体的に失敗したのも、甲乙関係を誤って判断したからだ。 甲衣の位置を固守しようという李明博政権に対し、北は遺憾を表さず、むしろその代わりを探して中国に向かった。 北は南に屈服せず、軍事的挑発で応酬した。
【時論】北朝鮮が乙という錯覚(2)
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