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李大統領、側近含む55人の特赦を断行

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
李明博(イ・ミョンバク)大統領が崔時仲(チェ・シジュン)元放送通信委員長、千信一(チョン・シンイル)会長を含む55人に対する特別赦免を断行した。

政府は29日午前8時、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で李明博大統領の主宰で国務会議を開き、こうした内容の旧正月特別赦免を即席案件として審議・議決した。

特赦の対象には崔時仲元放送通信委員長、千信一世中ナモ旅行会長、朴ヒ太(パク・ヒテ)元国会議長、徐清源(ソ・チョンウォン)元未来希望連帯代表、金孝在(キム・ヒョジェ)元青瓦台(チョンワデ、大統領府)政務首席らが含まれた。


しかし李大統領の実兄・李相得(イ・サンドゥク)元国会副議長、李光宰(イ・グァンジェ)元江原道知事らは今回の赦免対象から除外された。親・姻戚排除原則に基づき、金潤玉(キム・ユンオク)大統領夫人の親戚である金在ホン(キム・ジェホン)元KT&G理事長も特赦名簿から抜けた。

李大統領は「政権発足当時、赦免権を乱用せず、在任中に発生した権力型不正に対する赦免はしないと発表したことがある。今回の赦免もその原則に基づいて実施した」と明らかにした。

パク・ジョンハ報道官は「憂慮は理解するが、透明な手続き、原則を設けて行ったため、理解を得られると信じている」と説明した。



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