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日本電気硝子、韓国に14億ドル投じて工場を建設

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
日本のLCD用ガラスメーカーの日本電気硝子が京畿道坡州(キョンギド・パジュ)に14億4000万ドルを投資して製造工場を設立することにした。合弁企業ではない単一企業で韓国に14億ドルを超える大型投資をするのは異例だ。日本電気硝子はテレビとスマートフォンなどの核心部品であるディスプレー用ガラス基板を生産する会社で、この分野で売り上げ世界3位のメーカーだ。

日本電気硝子は韓国法人EGKrを通じ坡州(パジュ)の堂洞(タンドン)産業団地に4億4000万ドルを投資するという内容の了解覚書(MOU)を30日に京畿道(キョンギド)と坡州市(パジュシ)と締結する。これは昨年5月に5億ドルを投資することにした1段階投資了解覚書を締結してから8カ月ぶりの追加投資協約だ。日本電気硝子は来年にも5億ドルを追加で投資する予定だ。

日本電気硝子は昨年の1段階了解覚書締結から現在まで堂洞産業団地内にガスと電気などインフラ構築工事を70%、建物工事を40%進めている。7月には製品生産が可能な見通しだ。


日本電気硝子が坡州に投資を決めたのは、坡州にLGディスプレーなどLCD関連のグローバル企業が進出しており、これら企業との業務提携など協力が効果的であるとの判断によるものとみられる。また、自由路を挟んでソウル外郭循環高速道路と隣接していることや、仁川(インチョン)国際空港と仁川港などが近いことも利点として作用した。最大市場である中国進出に向けた物流輸送の最適地として坡州を選択したのだ。京畿道と坡州市は今回の投資誘致のため終盤まで台湾と激しく競争したという。

日本電気硝子が坡州に工場を完成すれば500人の雇用が創出される見込みだ。また、建設期間中には延べ10万2000人の建設雇用が生まれる波及効果が期待される。



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