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李大統領の実兄に懲役2年実刑…控訴に注目

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
李明博(イ・ミョンバク)大統領の実兄・李相得(イ・サンドゥク)元セヌリ党議員(78)に実刑が言い渡された。これを受け、李大統領が任期末に特赦を断行するかどうか、李元議員が特赦の対象に含まれるかどうかに関心が集まっている。

ソウル中央地裁は24日、貯蓄銀行と企業から7億5750万ウォン(約6300万円)を受け取った容疑(政治資金法違反および特定犯罪加重処罰法上斡旋収賄)で拘束、起訴された李元議員に対し、懲役2年、追徴金7億5750万ウォンを言い渡した。

また、ソロモン貯蓄銀行のイム・ソク会長(51、拘束収監)から3回にわたり1億4000万ウォンを受け、李元議員と共謀して3億ウォンを受けた容疑(政治資金法違反)で在宅起訴された鄭斗彦(チョン・ドゥオン)セヌリ党議員(56)に対しては、懲役1年、追徴金1億4000万ウォンを言い渡し、法廷拘束した。


李元議員に対し、ソウル中央地裁は「国会副議長であり、当時、有力大統領候補の実兄として不法政治資金を受け取ったのは、罪が重い」と判断した。また「被告にお金を渡した人たちの陳述が一貫して具体的」とし「法廷に提出された証拠を総合すれば、政治資金法違反容疑に対してはすべて有罪と認められる」と述べた。

しかし特定犯罪加重処罰法上の斡旋収賄容疑に対しては「金品授受に関連し具体的な請託があったかどうかについては証拠が不足している」とし、無罪と判断した。李元議員側の弁護人は宣告後、控訴するかどうかを尋ねる取材陣の質問に対し、「明日、李元議員と特別面会した後に決める」と答えた。検察関係者は「控訴するかどうか検討中」と明らかにした。双方がともに控訴せず刑が確定すれば、李元議員は赦免の対象となる。



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