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<WBC>米国がエントリー発表 本当に最強?

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する米国代表は最強か。

メジャーリーグ公式ホームページのmlb.comは18日(日本時間)、関心と期待を集めた米国代表チームのエントリー27人を公開した。 早くから合流が決まっていたデビッド・ライト(ニューヨーク・メッツ)、ライアン・ブラウン(ミルウォーキー)、ナショナルリーグのサイヤング賞R.A.ディッキー(トロント)を含め、リーグとチームを代表する現役メジャーリーガーをそろえた。 しかし一方で空白も生じた。

合流が有力視されたメジャー17年の左腕アンディ・ペティット(ニューヨーク・ヤンキース)が下車した。 ペティットは確実な先発投手で、豊富な経験から若手投手のアドバイザーとしても期待されていた。 また、ディッキーとともにワンツーパンチを形成すると予想されたジャスティン・バーランダー(デトロイト)もエントリーから外れた。 米国代表のジョー・トーリ監督は今後のスプリングキャンプ参加の結果しだいでバーランダーについて再議論するため、エントリーの一つを空けた。 しかし状況がそれだけ流動的ということだ。


米国は参加できる選手はすべて出てくる。 しかし06年の第1回WBCに比べると、比較優位となるほど強大なレベルでない。 当時、米国は決勝戦がペトコパーク(サンディエゴホーム球場)で開催されるという特異性、野球宗主国のプライド、さらに初代チャンピオンを狙うために最高の選手を集めた。

ロジャー・クレメンス(2005年成績、13勝8敗、防御率1.87)をはじめ、全盛期だったドントレル・ウィリス(22勝10敗、防御率2.63)、ジェイク・ピービー(11勝14敗、防御率4.09)で先発陣を組んだ。 ブルペンはもっと華麗だった。 チャド・コルデロ(47セーブ、防御率1.82)、ブライアン・フエンテス(31セーブ、防御率2.91)、ジョー・ネイサン(43セーブ、防御率2.70)、スコット・シールズ(78試合登板、防御率2.75)など当代最高の救援投手を含めた。

打線も強力だった。 ボストンの主将ジェイソン・バリテック、今後の殿堂入りが確実視されるチッパー・ジョーンズ(引退)、デレク・ジーター(ニューヨーク・ヤンキース)、ケン・グリフィー・ジュニア(引退)、アレックス・ロドリゲス(ニューヨークヤンキース)らだ。 シーズン打率2割9分1厘、28本塁打、105打点をマークしたチェース・アトリー(フィラデルフィア)が9番打者に入るほどだった。

韓国代表はその米国代表を8強組別リーグで7-3で破った。 同年サイヤング賞投票2位だった先発ウィリスも力を発揮できなかった。 今回のWBC米国代表チームに対しても「勝てない相手ではない」という声が出る理由だ。



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