安倍晋三首相。
最も直接的な背景は株価上昇と円安だ。安倍氏が首相に就任した先月26日以後、株価は6.7%上昇した。首相に内定した先月17日を基準とすれば11%上昇した。日本銀行にお金を事実上無制限に刷らせて景気を浮揚するといういわゆる「安倍ノミクス」に対する期待感のためだ。久しぶりの株価上昇に日本の一般投資家は意気揚々としている。日本企業も金融緩和の予想から2年半ぶりの円安水準を記録すると、「このまま進めば近い将来1ドル=100円(14日89.61円)まで行くのではないか」と浮き立った雰囲気だ。
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