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品質高まる中国産、価格低下の日本産…“逆サンドイッチ”韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
サムスン経済研究所のボク・ドゥクギュ研究委員は「中国の中間材産業は巨大内需市場を背景に規模の経済を実現し、コスト競争力まで高めている」とし「M社と取引がなくなった部品業界のように、生存まで脅かされる韓国素材・部品会社が続出するだろう」と述べた。

中国産業界の技術躍進は韓国企業の新産業進出も阻んでいる。半導体・太陽電池に入るポリシリコン分野は、中国企業が08年に先進国企業の技術移転を受け、わずか4年で世界供給量の3分の1を占めている。初期1キロ当たり70ドル以上だった生産コストも最近は20-40ドルとなっている。全国経済人連合会のイ・チョルヘン企業政策チーム長は「中国発の供給過剰現象が発生し、韓国企業はポリシリコン業進出は考えることもできなくなった」と述べた。

最近の急速なウォン高は中国との競争をさらに厳しくさせている。ウリィ投資証券のチョン・クンヘ研究員は「部品企業の売上高に対する利益率は7%台だったが、最近のウォン高で5%台に落ちた。さらにウォン高が進めば生き残るのが難しくなるだろう」と話した。


専門家は、円安で価格競争力が高まった日本と、先端技術力を確保した中国に挟まれて苦戦する、いわゆる“逆サンドイッチ”の兆候が見えると懸念している。明知大経済学科のチョ・ドングン教授は「先進企業の先端中間材生産および開発センターを韓国に誘致し、世界の供給基地に育成するなどの対応策が必要だ」と述べた。



品質高まる中国産、価格低下の日本産…“逆サンドイッチ”韓国(1)

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