鄭大世（チョン・テセ、２９）のＫリーグ水原サムスン入団式が行われた１０日、ソウルサッカー会館。 鄭大世が到着する３０分前から記者会見場は混雑した。 取材陣は日本ＮＨＫを含め、５０人を超えた。 髪をグレーに染めた、黒のスーツ姿の鄭大世が現れると、カメラのフラッシュが一斉に光った。 サッカー協会の職員は「代表チーム監督の就任記者会見のようだ」と話した。

徐正源（ソ・ジョンウォン）水原監督の現役時代の背番号１４番が入った水原のユニホームを着た鄭大世は「Ｋリーグ優勝が目標。 チームが優勝するにはＦＷが１５ゴールは決めなければいけない」と語った。 また鄭大世は「ゴール後のパフォーマンスに馬ダンスを考えてみる。 ＪＹＪのコンサートにも行きたい」と話し、記者会見場を盛り上げた。

－－水原入団の感想と水原を選んだ理由は。


「伝統ある水原に入団し、光栄に思う。 ドイツでの経験を生かして、必ず優勝できるようにプレーしたい。 Ｊリーグ時代からエージェントが韓国チームについて尋ねたが、その時から水原に興味があった。 水原出身の安英学（アン・ヨンハク）先輩から、いい選手がたくさん集まっているチームだと聞いた。 環境もいいし、競技場もいい。 魅力あるチームだ」

－－Ｋリーグについてどれほど知っているのか。

「世界的に活躍する韓国の選手が多い。 それだけ韓国選手のレベルが高い。 アジアサッカー連盟（ＡＦＣ）チャンピオンズリーグでよく優勝し、昨年は蔚山が頂点に立った。 韓国はスピードがあって技術もある。 力強い選手も多い。 非常にタフなサッカーをすることを知っている」

－－徐正源水原監督の現役時代の背番号１４番を付けることになった。 もし徐監督がトップではなく他のポジションを要求すれば。

「徐正源監督とは直接会っていないが、電話で話した。 よい話をたくさん聞いた。 期待に応えるために合宿から全力を尽くしたい。 どのポジションでもいい。 監督が望むポジションでプレーする」

－－水原は今季、ＫリーグとＦＡカップ、ＡＦＣチャンピオンズリーグの３大会があるが、最も欲が出るタイトルは。 個人の目標を１５ゴールと話したが。

「Ｋリーグ優勝が最も重要だ。 （ＡＦＣチャンピオンズリーグ有権解釈）状況についてはよく知らない。 出場すればよい姿を見せたい。 １５得点は、チームが優勝するにはＦＷが１５ゴールは入れなければいけないという意味だ」



＜サッカー＞鄭大世「ゴール決めて馬ダンス、ＪＹＪのコンサートにも行きたい」（２）