過度な携帯電話補助金支給に対する懲戒で、移動通信3社が7日から順に営業停止に入る。6日、ソウル竜山のある携帯電話販売店。
「涙を流したいところに(放送通信委員会が)移動通信会社のほおを殴ってくれた格好」(証券会社アナリスト)
「これから携帯電話を安く買えないかもしれない」(3Gフォン使用者の会社員)
“三人三色”。移動通信会社の営業停止を眺める3つの異なる視線だ。過度な補助金支給を理由に放送通信委員会の制裁を受けた移動通信会社3社が、今日(7日)から66日間、順に営業停止に入る。該当期間、新規加入者の誘致および番号ポータビリティーは全面禁止される。
ただ、従来の加入者が同じ通信会社で端末機を買い換える機器変更、インターネット・IPTVなど有線商品関連業務は、従来通り正常に処理される。
まずLGユープラスが30日まで制裁を受ける。SKテレコムは31日から来月21日まで、KTは来月22日から3月13日まで新規営業が停止となる。
営業停止は、第4世代移動通信網サービス、ロングタームエボリューション(LTE)の加入者誘致競争が激化したためだ。放送通信委員会が定めた補助金の上限基準27万ウォン(約2万2000円)をはるかに上回りながら携帯電話を安値で販売することが多かった。昨年9月の秋夕(チュソク、中秋)には、90万ウォン台のギャラクシーS3が17万ウォンで販売されたりもした。
ある移動通信会社の関係者は「携帯電話補助金競争はポーカーゲームのようだ。プレーヤー(競争移動通信会社)が金額(補助金)を上げ始めれば、ゲームからアウトにならないために一緒に金額を上げながらついていくしかない」と話した。
消費者の立場では当分は携帯電話を安く買うのが難しい見込みだ。すでに今月初めの週末(5-6日)、補助金競争は幕を下ろした。これに先立ちLGユープラスの営業停止を控え、移動通信会社の売り場では、100万ウォン台のギャラクシーノート2が50万ウォン台、90万ウォン台のオプティマスビュー2とVega R3が20万ウォン台で販売されるなど、補助金過熱様相がまた表れた。オンラインでは「ギャラクシーS3 24万9000ウォン最後の機会」という広告も登場した。放送通信委員会は4日、移動通信3社に「営業停止期間に禁止行為を続ける場合、また市場調査に入る可能性もある」と警告した。
韓国移動通信3社、今日から順に営業停止…補助金戦争“休戦”(2)
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