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「典型的な日本式」 青瓦台に日帝の残滓?(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
しかし昨年、ソウル市内では青瓦台の石灯籠と似た日本式石灯籠が主要遺跡地にあるという指摘が提起され、次々と撤去された。まず、昌徳宮入口に設置されていた石灯籠3つが昨年2月に撤去された。文化財庁の関係者は「昨年末から石灯籠が日本式という問題提起があり、専門家の支援を受けて撤去を決めた」と明らかにした。

7月にはソウル地下鉄3号線の景福宮駅の5番出口にあった石灯籠6つも消えた。ソウルメトロ側は「石灯籠は国宝17号の栄州浮石寺無量寿殿の石灯籠をモデルに作られたが、石灯籠の配列が日本神社の参道と似ているという専門家の指摘を受けて撤去した」と説明した。

また、ソウル昭格洞一帯の旧国軍機務司令部跡で工事中の国立現代美術館の敷地にあった旧国軍機務司令部正門の石柱も近く撤去される予定だ。現代美術館の関係者は「美術館開館前に正門柱を撤去した後、石灯籠様式に対する専門家の検討を経て、美術館内に別に展示する計画」と述べた。しかし一部の専門家は「朝鮮にも寺や墓など死者のために石灯籠を配置した」という意見を出している。


現青瓦台の場所は朝鮮時代の景福宮の一部だった。日帝強制占領期の1927年、朝鮮総督府はこの場所に総督官邸を建てた。これを受け、学界などでは青瓦台の様式が日本の影響を受けた可能性があるという指摘が出てきた。

へムン僧侶は「青瓦台正門は国の顔」とし「日本様式と似ているという論争をなくすには、青瓦台春秋館の門のような伝統様式に変えなければならない」と述べた。青瓦台は関連資料と論争の争点を整理し、次期政府に渡して撤去するかどうかを決める計画だ。

日本式石灯籠=石柱の上の屋根の形をした灯篭で、日本の神社などに存在する。日本の神社では普通、鳥居と呼ばれる門を建て、そのそばに石灯籠を配置する。神社内の参道にも石灯籠を一列に配列する。韓国にも石灯籠はあるが、日本式とは異なり、普通1、2個だけ設置する。



「典型的な日本式」 青瓦台に日帝の残滓?(1)

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