青瓦台(チョンワデ、大統領府)シファ門(青瓦台警護処訪問者専用出入口)<1>と日帝強制占領期にソウル南山(ナムサン)にあった旧朝鮮統監部正門<2>の姿。2カ所とも門を建てた後、両側に石灯籠を配置している。日帝強制占領期、昌徳宮敦化門のそばに設置された石灯籠<3>(撤去)、ソウル昭格洞の旧国軍機務司令部正門<4>(現在国立現代美術館建設地、撤去予定)の石灯籠も青瓦台の石灯籠と似ている榁中央フォト)。
これについて青瓦台の関係者は1日、「先日、バスが石灯籠に接触する事故が発生し、補修のためにしばらく下ろしていた」と説明した。続いて「石灯籠に対して問題提起があり、関連機関および専門家の支援を受けている。日本式の石灯籠と似ているという主張もあるが、単に近代様式という解釈も多い」と説明した。
青瓦台の石灯籠は、昨年2月に市民団体「文化を取り戻す会」(代表へムン僧侶)が日本神社の様式と似ていると指摘して以来、“倭色”論争に包まれている。青瓦台の石灯籠と比較されるのは、靖国など日本の神社・寺にある石灯籠だ。日本の神社は一般的に「鳥居」という正門を設置し、その近くに「灯籠」と呼ばれる石灯籠を配置する。
へムン僧侶は「青瓦台の門は典型的な日本式神社の類型。ソウル南山にあった旧朝鮮統監部の正門と朝鮮神宮の門と似ている」と述べた。こうした指摘に対し、青瓦台はその間、「石灯籠は日本神社様式ではなく、正門を明るくするる門柱灯。1960年代半ばの正門建設当時も日本式を考慮していない」と主張してきた。
「典型的な日本式」 青瓦台に日帝の残滓?(2)
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