最近、北朝鮮当局が金正恩（キム・ジョンウン）第１書記の指示で、女性のマニキュア取り締まりを実施したという。

脱北者によるインターネット新聞「ニューフォーカス」の通信員は２３日、 「金正恩が最近、平壌（ピョンヤン）から地方まで女性の爪の取り締まりを命令した」と伝えた。金正恩は「女性の爪にいろんな色を塗るのは資本主義の風潮であり、戦闘的に生きなければならない社会主義の気風に合わない非常に堕落した行為。爪を塗れば、後に思想まで汚染される」と説明したという。

北朝鮮住民は「女性の爪まで検査するのか」と露骨に不満を表している。北朝鮮女性の間では、韓国ドラマの影響でマニキュアが人気だが、当局はこれを資本主義の結果物として取り締まっている。


取り締まりが強まる中、女性は透明マニキュアを塗ったり、足の指にさまざまなマニキュアを塗っている。この通信員は「手は見えるので検査が可能だが、靴下を脱がしてまで足の指を検査することはできない」と伝えた。