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視聴率43%の韓国人気ドラマ「善徳女王」が盗作…衝撃(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
◇明確な基準がない=善徳女王盗作訴訟で1審と2審で異なる判決が出たのは、盗作に対する明確な規定がないためと解釈される。韓流ブームなどで文化コンテンツが重要になり、毎年、韓国著作権協議会に40-50件の盗作鑑定要請が入っている。ソウル中央地裁などでもKBS(韓国放送公社)ドラマ「アイリス」など約10件の盗作訴訟が進行中だ。しかし盗作に関する詳細なガイドラインがないため、まだ判断の基準が不明確だ。

善徳女王の場合、1審裁判当時、ソウル大「技術と法センター」で4カ月間鑑定した末、盗作という結論を出したが、裁判所が認めなかった。裁判所は知的財産権裁判部を設置し、盗作訴訟を担当している。しかし「善徳女王」訴訟のように裁判所での判断が異なる場合が多い。

知的財産権裁判を担当するある判事は「音楽・ドラマ・映画などは人間の考えと感情表現を扱うものであり、類似性を論理的に判断するのが難しい」とし「最高裁の判例も多くないため、盗作かどうかを判定するのが容易でない」と述べた。


法務法人「太平洋」のファン・ウィイン弁護士は「韓米自由貿易協定(FTA)などが本格的に発効すれば、海外でも盗作訴訟が続く可能性が高いだけに、盗作に対する明確な基準を急いで設ける必要がある」と指摘した。現在、著作権関連基準を設けて紛争を解決するところは、文化体育観光部関連機関の韓国著作権委員会と裁判所しかない。



視聴率43%の韓国人気ドラマ「善徳女王」が盗作…衝撃(1)

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