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ソウル市、外国人もあきれる“コングリッシュ”案内表示板の改善へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

交通表示板にはハングルと英語が表記されているが、外国人は英語表記の意味を理解できないケースが多い。英語表記が複雑なうえ、表記方法もまちまちであるからだ。ソウル市内の漢江(ハンガン)の橋の表記がその代表例だ。同じ漢江の橋を知らせる交通表示板に、西江(ソガン)大橋と麻浦(マポ)大橋の場合は英語名の後ろの部分が「gyo(=橋)」(写真上)、楊花(ヤンファ)大橋の場合は「daegyo(=大뒋)」(写真右)と、違う形で表記されている。

ソウル市内の観光案内表示板と地下鉄表示板に書かれた橋・道路・故宮などの英語表記が変わる。西江大橋(ソガンデギョ)の場合、現在ハングルの発音通りに「Seogangdaegyo」と表記されているが、「Seogangdaegyo(Bridge)」のように橋を意味する「Bridge」が付け加えられる。

ソウル市は6日、専門家への諮問を経て「ソウル市外国人表記基準改善・標準化案」を準備したと明らかにした。漢江(ハンガン)の橋や故宮などの英語表記を外国人が理解できないという指摘が多かったからだ。16日までソウル市ホームページに改善案を載せ、市民の意見を聞いた後、最終案を確定することになる。

これによると、故宮と道路を表記する場合も、意味を伝える単語を併記する。例えば普信閣(ボシンガク)は「Bosingak(Belfry)」、景福宮(キョンボククン)は「Gyeongbokgung(Palace)」、汝矣島(ヨイド)は「Yeouido(Island)」と表記される。鐘塔(Belfry)、宮廷(Palace)、島(Island)を意味する単語が入るということだ。


一般道路も鍾路(チョンノ)3街(ガ)は「Jongno3(sam)-ga(Road)」、狎鴎亭路(アプクジョンロ)は「Apgujeong-ro(Street)」と表記される。



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