霊光・蔚珍原発に続いて古里原発3・4号機にも安全と直結する部品の一部が偽造品であることが明らかになった。原発設備冷却用の海水を循環させる冷却海水ポンプの部品が偽造品で、これが故障する場合、原発が突然停止する危険もある。
監査院は韓国水力原子力(韓水原)・韓国原子力安全技術院(KINS)などに対する危機管理実態調査(4-6月)の結果、冷却海水ポンプなど1555個の部品の品質保証書類を偽造した国内納品会社カンジン重工業とユソン産業の2社を摘発したと5日、発表した。偽造品質保証書を付けた部品は古里原発3・4号機に使用された。
監査院の関係者は「原子力安全委員会などですでに10社の品質検証書類偽造を摘発した」とし「今回の監査を通じて、国内2社の検証で偽造事例が追加で明らかになった」と説明した。
しかし崔泰鉉(チェ・テヒョン)知識経済部原発産業政策官は「原子力安全委員会が稼働中断でなく、部品を交換すればよいと判断しているため、偽造書類で納品された部品を使用している原発の稼働を追加で中断することはないだろう」と述べた。
摘発された2社のうち1社は納品価格を引き上げるために入札過程で談合もしていた。自社が作成した見積書を他社に提出させる方法でだ。また、古里原発の韓水原の職員2人が納品会社と組んで原発部品代金16億ウォン(約1億2000万円)を横領したことも新たに確認された。韓水原では7月の納品過程で賄賂を受け取った職員22人が拘束、起訴されたのに続き、今回、また職員の不正が追加で摘発されたのだ。
監査院のチョン・サンウ戦略課題監査団第1課長は「2001年に韓水原が韓国電力から分離された後、原子力職群だけが集まったことで、閉鎖的な組織文化と緩んだ安全意識が根付いたようだ。結局、監督と内部統制が徹底されず、職員と納品会社の不正につながった」と述べた。
監査院は品質検証書類を偽造した納品会社の代表と部品代金を横領した韓水原の職員など関係者7人を検察に告発した。また金均ソプ(キム・ギュンソプ)韓水原社長に管理業務を徹底的にするよう「注意」を通知した。
監査院は韓国水力原子力(韓水原)・韓国原子力安全技術院(KINS)などに対する危機管理実態調査(4-6月)の結果、冷却海水ポンプなど1555個の部品の品質保証書類を偽造した国内納品会社カンジン重工業とユソン産業の2社を摘発したと5日、発表した。偽造品質保証書を付けた部品は古里原発3・4号機に使用された。
監査院の関係者は「原子力安全委員会などですでに10社の品質検証書類偽造を摘発した」とし「今回の監査を通じて、国内2社の検証で偽造事例が追加で明らかになった」と説明した。
しかし崔泰鉉(チェ・テヒョン)知識経済部原発産業政策官は「原子力安全委員会が稼働中断でなく、部品を交換すればよいと判断しているため、偽造書類で納品された部品を使用している原発の稼働を追加で中断することはないだろう」と述べた。
摘発された2社のうち1社は納品価格を引き上げるために入札過程で談合もしていた。自社が作成した見積書を他社に提出させる方法でだ。また、古里原発の韓水原の職員2人が納品会社と組んで原発部品代金16億ウォン(約1億2000万円)を横領したことも新たに確認された。韓水原では7月の納品過程で賄賂を受け取った職員22人が拘束、起訴されたのに続き、今回、また職員の不正が追加で摘発されたのだ。
監査院のチョン・サンウ戦略課題監査団第1課長は「2001年に韓水原が韓国電力から分離された後、原子力職群だけが集まったことで、閉鎖的な組織文化と緩んだ安全意識が根付いたようだ。結局、監督と内部統制が徹底されず、職員と納品会社の不正につながった」と述べた。
監査院は品質検証書類を偽造した納品会社の代表と部品代金を横領した韓水原の職員など関係者7人を検察に告発した。また金均ソプ(キム・ギュンソプ)韓水原社長に管理業務を徹底的にするよう「注意」を通知した。
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