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<野球>朴賛浩、涙の引退記者会見…「野球行政・経営を勉強したい」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

引退を宣言した朴賛浩(パク・チャンホ)が30日、記者会見の途中、感情が込み上げて涙を流している。

選手として最後の公式席上に現れた朴賛浩(パク・チャンホ、39、ハンファ)の表情は明るかった。しかし自身が歩いてきた道を振り返った時は涙を見せた。

朴賛浩は30日、ソウルプラザホテルで引退記者会見を行った。公州中学時代からメジャーリーグチーム、ハンファに至るまで、自分が所属した13チームのユニフォームをすべて前に並べ、現在の心境とともに新たな覚悟を語った。

朴賛浩は「新しい道に進むという考えで引退を決めた。韓国に戻る時から1年を目標にしていた」とし「韓国野球のために自分なりに設計したものがあるので、選手として未練を持たないことにした」と述べた。


朴賛浩の夢は今も変わらず「野球」だ。野球の行政・経営を勉強し、韓国野球と米国野球の仲介者の役割を果たしたいと話した。朴賛浩は「かなり以前から技術的なことよりも、野球の行政や経営に関心を持っていた。近いうちに米国に渡って体系的な勉強をする予定」と説明した。

指導者として戻ってくる計画について尋ねられると、「自分の目標の中に指導者もある。良い指導者になるには、もっと勉強しなければならないと思う」と答えた。

朴賛浩は冗談を交えながら引退式の雰囲気を明るくしようと努めた。朴賛浩は家族と同僚、そしてハンファをはじめとする元所属チームの関係者を一人ひとり挙げながら、感謝の言葉を伝えた。また「引退して残念だという言葉より、新たなスタートを祝ってもらえる言葉が有難かった」と述べた。

記者会見の最後に選手生活を振り返った時はついに涙を見せた。朴賛浩は「何かを成し遂げたというよりも、よく耐え抜いたという点で、自分に『よくやった、ご苦労だった』という言葉をかけたい」と語った。最後の言葉は「有難うございました」だった。



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