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<WBC>“義士”奉重根の不参加に日本「キラーが消えた」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

“日本キラー”奉重根(ボン・ジュングン)

“奉義士”奉重根(ボン・ジュングン、32、LG)のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)不参加が、日本には好材料となっているようだ。日本が奉重根のWBC不参加について、「日本キラーの不在でWBC韓国投手陣の戦力ダウンは避けられない」と伝えた。

日本のスポーツニッポンは24日、「WBC韓国代表の予備登録28人に名を連ねていた奉重根投手が左肩痛で欠場することが決まった」とし「04年に手術を受けた左肩の痛みを訴え、精密検査で4カ月のリハビリを要するとの診断が下った」と詳しく説明した。

奉重根は09年WBC第2回大会で日本戦向けの先発投手を務め、17イニング2/3を投げて2勝とともに防御率0.51をマークした。韓日戦の第2戦では、牽制の動作で一塁走者のイチローを倒すようにスライディングさせるという象徴的な場面を演出した。韓国の野球ファンは安重根(アン・ジュングン)義士に例えて「奉重根義士(奉義士)」と呼んだ。


第3回大会では第1ラウンドで韓日戦はないが、第2ラウンドでは韓国と日本がライバルとしてぶつかる。このため日本戦に強い姿を見せた奉重根の不参加が、日本の立場では好材料になっているとみられる。スポーツニッポンは「日本キラーの奉重根は先発も救援もできる存在」とし「制球力と素早い牽制が印象的な選手」と伝えた。

また日本メディアは、米メジャー進出を控えた左腕・柳賢振(リュ・ヒョンジン)、肩に痛みがあるSKの左腕エース金広鉉(キム・グァンヒョン)の不参加の可能性に触れながら、「韓国投手陣の戦力ダウンは避けられそうにない」と伝えた。



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