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<アジアシリーズ>韓国ロッテ、読売に破れ決勝進出ならず

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

アジアシリーズ、韓国勢の決勝進出ならず。

韓国ロッテが日本チャンピオンの読売の壁を越えることができずアジアシリーズ決勝進出に失敗した。

韓国ロッテは10日、釜山(プサン)の社稷(サジク)球場で開かれたアジアシリーズB組予選第2戦の対読売戦で0対5で敗れた。予選成績1勝1敗を記録した韓国ロッテは2勝を収めた読売に押されて決勝進出はできなかった。一方、豪パースと韓国ロッテを相次いで制した読売はサムスンを破ったA組の台湾ラミゴと11日にアジアシリーズ優勝をめぐり決勝戦に臨む。

韓国ロッテは先発コ・ウォンジュンが4イニングで7被安打2四球1死球3失点と振るわない中、打線まで沈黙した。ここに5番打者・捕手として先発出場したカン・ミンホが1回表に守備でひざの痛みを感じ交替したのも悪材料となった。カン・ミンホの代わりに出場したヨン・ドクハンは1・3・5回の得点チャンスに凡打を記録し攻撃の波に乗れなかった。これに対し読売は落ち着いた攻撃を見せ得点の機会を逃さなかった。


韓国ロッテは1回2死から坂本のセンター前安打に続き村田に1打点適時打を打たれ先制された。3回1死2・3塁の危機では矢野を遊撃手前併殺で処理したがその間に3塁走者の坂本が本塁を踏み追加点を取られた。韓国ロッテは4回にも1死1・3塁の危機から松本を2塁手前併殺としたが3塁走者の実松が帰還し失点した。続く6回2死1・3塁では長野の平凡な1塁手の前ゴロをパク・ジョンユンが取りこぼし失点した。9回も1失点した韓国ロッテはこれといった反撃の機会もつかめなかった。

読売先発の沢村は7イニングで4被安打6四球6奪三振の無失点と好投し勝利の功労者となった。やや寒い天気のため制球がふらついたが、失点の危機では韓国ロッテの打者を三振と凡打で処理し優れた危機管理能力を見せた。打線では坂本が5打数3安打1打点2得点を記録し攻撃をリードした。読売の看板打者の阿部はこの日4番指名打者で出たが4打数1安打に終わった。



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