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【寄稿】中国には韓流、韓国には漢風が吹く(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
小康(世の中が少し安定しているという意味)社会。衣食住を心配しない豊かな社会を意味する。中国が2020年を目標に設定した人民の生活水準でもある。この目標を成し遂げるためには経済体質の変化が必要だ。投資と輸出に依存した既存の成長パターンを消費中心の成長に変えなければならない。中国が第12次5カ年計画(2011~2015年)の期間に推進させる「転変」(変化)政策の核心がまさにそれだ。今後5年がカギだ。中国がその目標通りに全面的な「小康社会」に進入できるかが決定されるためだ。きょう(8日)北京で開幕し14日まで続く中国共産党第18回党大会はそのためさらに大きな意味がある。

中国はこの10年の間に大きな発展の成果を成し遂げた。経済は年平均10.7%の速度で成長し、世界2位の経済大国に上った。この期間に世界の経済成長の20%以上は中国が作った。北京オリンピックを成功裏に行い、9年制義務教育を全面実施することもした。そうかと思えば有人宇宙船を打ち上げ、世界最大のスーパーコンピューターを開発するなどの技術発展も成し遂げた。政治的には村単位の直接選挙を拡大するなど基層民主制度をさらに発展させた。対外的には多国間国際協力事業に積極的に参加して、地域と世界の発展に貢献しようとしている。

歴史的に見ると、ひとつの国が10億人以上の人口を現代化させた事例はない。中国の発展モデルに世界が注目する理由でもある。それでも中国は依然として発展中の国だ。対内外的に依然として複雑な問題と挑戦に直面している。第18回党大会は中国発展の新たな要求と人民の期待を把握し、今後5年間の発展方向を提示することになるだろう。

【寄稿】中国には韓流、韓国には漢風が吹く(2)

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