世界タブレットＰＣ市場で独歩的な地位を維持してきたアップルのシェアが大きく減った。

市場調査機関ＩＤＣによると、７－９月期のグローバルタブレット販売量は前年同期比２倍増の２７８０万台。 うちアップルは１４００万台を販売し、シェア５０．４％となった。 ４－６月期の６６％に比べると１６ポイント減。

一方、サムスン電子は４－６月期比２倍増の５１０万台のタブレットを販売し、１０％前後だったシェアが１８％に増えた。 アマゾンもシェアが４．８％から９％に増えた。


このようにサムスン電子とアマゾンのシェアが伸びる中、グーグル・マイクロソフトまでが市場に参入し、アップルが５０％台のシェアを維持するのはやさしくないと分析されている。

２日にｉＰａｄ　ｍｉｎｉと第４世代ｉＰａｄを出したアップルは１０－１２月期に反転を狙っているが、展望は明るくない。