韓国の不渡りリスクが２００８年の金融危機以前の水準に下がったと６日に韓国メディアが報道した。

報道によると、２日基準の５年物韓国国債のＣＤＳプレミアムは６５ｂｐ（１ｂｐ＝０．０１ポイント）で、２００８年５月２２日に６４ｂｐを記録してから４年５カ月来の最低値を記録した。

不渡りリスクを示すＣＤＳプレミアムが２００８年５月水準まで下がり、日本と中国、フランスよりも低い水準を記録したもの。


ＣＤＳプレミアムは債券を発行した国や企業が不渡りになった時に損失を補償する派生商品であるＣＤＳにつく一種の加算金利で、この数値が下がると不渡りリスクがそれだけ低くなることを示す。

国際金融センターのユン・イング研究委員は、「最近中国の景気低迷に対する懸念が緩和されており、アジア全般のＣＤＳプレミアムが大きく下落した。韓国のＣＤＳプレミアムは長期的には３０～４０ｂｐまで下がる可能性も十分だ」と分析した。