スマートフォンが故障して買い換えなければならなくなったキムさんは(45)は、スケジュール管理のため5インチ以上の画面と文字を書けるスタイラスペン付きの製品を購入することを決めた。 無線インターネットではウェブ検索、カカオトーク程度しか使わないため、高価なLTEは必要がなかった。 ギャラクシーノート2やオプティマスビュー2がこの条件に合っていた。 海外インターネットショッピングサイトを調べると、韓国では販売されていないギャラクシーノート2の3G用16GBモデルを692ドル(約74万ウォン)で販売されている。 ここに配送料と関税10%を合わせても費用は84万ウォン(約6万円)。 韓国内のLTEモデル(32GB、109万ウォン)に比べ25万ウォン安い。 また音声500分が提供される4万4000ウォンの得用フォン料金制に加入すると、国内LTE用端末機を購入してLTE定額料金制を使用するよりも、毎月2万9445ウォンを節約できる。 24カ月以内に解約する場合にも違約金がない。
韓国の消費者が“通信過消費”している。 携帯電話製造会社と移動通信会社が端末機・料金制でともに過消費を助長している。 国内スマートフォン使用者にとって通信過消費の最も大きな要因は、「高容量・高仕様・LTE」一色の国内携帯電話市場だ。
国内端末機製造会社が出した携帯電話21種類の平均出荷価格は85万6157ウォン。 このうちスマートフォンではなく一般フォンはわずか2種類だけで、扱う店も探すのが難しい。 そのほかのスマートフォンの平均価格は90万ウォンを超える。
サムスン電子とLG電子は20万-30万ウォン台のスマートフォンも生産している。 しかし韓国国内の消費者には販売しない。 グーグルが先月出したリファレンス(標準)スマートフォン「ネクサス4」の価格は299ドル(約33万ウォン)。 LG電子が出荷価格99万ウォンのオプティマスGとほとんど似た部品で作ったが、国内では販売計画がない。 サムスン電子はギャラクシーノート2を海外では通信網によって3G/LTE用、メモリー容量も16・32・64GBと、価格や条件を多様にしている。 しかし国内ではLTE用として、メモリー64GB(115万ウォン)、32GB(109万ウォン)の高容量モデル2種類を出した。 これに関し製造業者関係者は「通信会社が国内で3Gモデルを出すことを願わないため」と釈明した。 また「DMBをはじめ、国内モデルにだけ入る機能やサービス価格を勘案すれば、端末機の価格が海外より高くなるしかないが、移動通信会社の補助金もLTEに集中しているため、高価モデルばかり出すことになる」と説明した。
小学生もLTEフォンを使わなければならない韓国(2)
韓国の消費者が“通信過消費”している。 携帯電話製造会社と移動通信会社が端末機・料金制でともに過消費を助長している。 国内スマートフォン使用者にとって通信過消費の最も大きな要因は、「高容量・高仕様・LTE」一色の国内携帯電話市場だ。
国内端末機製造会社が出した携帯電話21種類の平均出荷価格は85万6157ウォン。 このうちスマートフォンではなく一般フォンはわずか2種類だけで、扱う店も探すのが難しい。 そのほかのスマートフォンの平均価格は90万ウォンを超える。
サムスン電子とLG電子は20万-30万ウォン台のスマートフォンも生産している。 しかし韓国国内の消費者には販売しない。 グーグルが先月出したリファレンス(標準)スマートフォン「ネクサス4」の価格は299ドル(約33万ウォン)。 LG電子が出荷価格99万ウォンのオプティマスGとほとんど似た部品で作ったが、国内では販売計画がない。 サムスン電子はギャラクシーノート2を海外では通信網によって3G/LTE用、メモリー容量も16・32・64GBと、価格や条件を多様にしている。 しかし国内ではLTE用として、メモリー64GB(115万ウォン)、32GB(109万ウォン)の高容量モデル2種類を出した。 これに関し製造業者関係者は「通信会社が国内で3Gモデルを出すことを願わないため」と釈明した。 また「DMBをはじめ、国内モデルにだけ入る機能やサービス価格を勘案すれば、端末機の価格が海外より高くなるしかないが、移動通信会社の補助金もLTEに集中しているため、高価モデルばかり出すことになる」と説明した。
小学生もLTEフォンを使わなければならない韓国(2)
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