国際格付け機関フィッチは2日、日本家電企業シャープの格付けを従来の「BBB-」から投機等級の「B-」へと6段階引き下げた。フィッチはシャープの格付け見通しを「否定的」と提示し、追加引き下げの可能性も開いた。フィッチは「9月末現在、シャープの現金残高は2210億円、今後1年間に満期を迎える負債8980億円で、流動性不足が深刻だ」と指摘した。
一方、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はパナソニックの格付けを従来の「A-」から「BBB」に2段階引き下げた。S&Pは「パナソニックは2年連続で大規模な損失を出し、会社の財政状態が悪化したほか、今後、回復ペースも遅くなる」と格下げ理由を明らかにした。
一方、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はパナソニックの格付けを従来の「A-」から「BBB」に2段階引き下げた。S&Pは「パナソニックは2年連続で大規模な損失を出し、会社の財政状態が悪化したほか、今後、回復ペースも遅くなる」と格下げ理由を明らかにした。
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