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K-POP、世界市場への道が開かれる

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

「ミューコンソウル」共同組織委員長を務める歌手パティ・キム氏(右)と洪相杓(ホン・サンピョ)韓国コンテンツ振興院院長

韓国が生んだ初の国際ミュージックマーケット「ミューコンソウル(MU:CON SEOUL)2012」が来月1-3日、ソウル上岩洞のヌリクムスクエアおよび西橋洞の弘益大一帯で開かれる。「韓国のミデム(仏カンヌで毎年開催される国際音楽博覧会)」を標ぼうする行事だ。

世界大衆音楽界の巨匠が伝える知識・情報を共有するカンファレンス、海外市場進出を目指す国内外のミュージシャンを対象にしたショーケースなどで構成されている。アジア・欧州・米国など国内外の約300社から5000人余りが参加する予定だ。

ミューコンは世界に広がるK-POPブームを牽引していく礎石になるのだろうか。共同組織委員長を務める洪相杓(ホン・サンピョ)韓国コンテンツ振興院院長と歌手のパティ・キム氏に30日に会った。


洪相杓氏=大韓民国の歌手PSYのプロモーションビデオ一つを世界の人が5億回以上も見たという話を聞いて、言語と理念の障壁まで崩してしまう音楽の力を改めて感じた。ミューコンがアジアだけでなく世界が音楽で通じる真の和合の場になることを希望する。

パティ・キム氏=韓国はミュージックフェアを非常に遅くスタートさせる。それでも本当にうれしく思うし、感謝している。米第8軍の舞台で歌手生活を始めた私は、まさに舗装されていない道をカバンを持って歩いた。最近は自分も50年後に生まれていたらと考えたりもする。

2人は「PSYの人気で世界がK-POPに注目しているので、ミューコンの初回を開くのに良いタイミングになった」と話した。

洪相杓氏=招待した世界音楽界の有力者がほとんど出席を決めた。やはりPSYがK-POPブームに画竜点睛をし、ミューコンに大きな力を与えたようだ。

今回の行事にはブルーノ・クロロ・ミデム代表、ジョン・ヒライ・ユーチューブ韓日音楽部門総括らが演説者として出席する。

弘益大周辺の7公演会場で開かれるショーケースには、歌手ペク・アヨン、グループBlock.B(ブロックビー)、JEWELRY、ロックバンドのギャラクシーエクスプレスなど、国内外のミュージシャン81チーム(国内60チーム、海外21チーム)が出演する。

ヌリクムスクエアで開かれる「ビズマッチング」には国内41社、海外41社の計82社が参加する。海外バイヤー相談、プロジェクトピッチングなどが行われる。しかしカンファレンス、ショーケース、ビズマッチングの3つが同時に開かれると特色が薄れるという指摘もある。

パティ・キム氏は「今年が最初なので、参加者がどういうものを好むかはまだ分からない。ひとまず準備をしておいて参加者の反応をチェックし、数年間は試行錯誤してこそ、国際的なミュージックフェアに成長するだろう」と述べた。



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