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<フィギュア>復帰のキム・ヨナ、練習中にため息…「私も年を取ったみたい」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

キム・ヨナ(22、高麗大)。

大会復帰を準備する“フィギュア女王”の一日はきつい。 世界の頂点を極めたという思いはもうとっくに忘れている。 “初心”に戻ったキム・ヨナ(22、高麗大)は一日7時間以上の過酷な練習で自分の体にムチを打っている。

キム・ヨナは24日、新しいコーチを選任したと明らかにした。 シン・ヘスク総監督(55)とリュ・ジョンヒョン練習支援コーチ(44)体制だ。 新コーチがキム・ヨナに要求するのは一つ、それは体力だ。 2010年バンクーバーオリンピック(五輪)以降、キム・ヨナは十分な練習をしていない。 2011年世界選手権に出場したが、本来の調子ではなかった。 今年8月に復帰を宣言したキム・ヨナは自分の体の状態を70%と語った。 シン・ヘスク総監督は「今のヨナの体の状態はピーク当時の70-80%というのは合っている。 しかし今のヨナの努力なら、2週間で100%に上がるだろう」と自信を表した。

シン総監督の言葉によると、キム・ヨナは一日に7時間以上の練習を消化している。 午前10時からアイスリンクで練習が始まるが、キム・ヨナは9時までに出てきてウォーミングアップする。 シン総監督は「氷上での体力トレーニングはきつい。 専門トレーナーと一緒にするが、7分間スピードを出して滑走した後、1分間休むというインターバル練習を5セット繰り返す。 40分間ほど続く練習」と説明した。


続いてプログラムの練習をする。 キム・ヨナのショートプログラムは「「吸血鬼の接吻(Kiss of the Vampire)」、フリーは「レ・ミゼラブル(Le Miserable)」。 シン総監督は「曲の特性は違うが、動きは前と似ている」と説明した。 ジャンプの回数や難易度は以前と差がないということだ。 キム・ヨナがプログラムを消化する際、1分当たり8キロカロリーを消耗するという。 ハンドボールの試合並みのエネルギー消費だ。

シン・ヘスク総監督は「まだヨナはフリーを最後まで消化する体力になっていない」とし「負けず嫌いのキム・ヨナは自分がプログラムをすべて消化できなければ一人で残ってでも体力トレーニングをする」と伝えた。 また「クァク・ミンジョン(18)やキム・ヘジン(15)よりも遅くまでスケート場に残って練習し、驚かされることが多い」と話した。

午後2時まで続く氷上練習を終えれば昼食を取る。 しばらく余裕を楽しむ。 その後、陸上での練習を始める。 これも専門トレーナーと一緒に体力の向上に重点を置く。 体力トレーニングは5時まで続く。 シン・ヘスク総監督は「体力トレーニングをする時はつらそうだ。 若い選手たちの前でため息をつき、『もう私も年を取ったみたい』と冗談を言ったりもする。 しかし負けず嫌いなので、自分に不足しているところがあれば耐えられないようだ」と話した。

“フィギュア女王”キム・ヨナの2度目の挑戦は汗とともに始まった。



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