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歌手キム・ジャンフン、「独島の日」に合わせてアルバムリリース

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

歌手のキム・ジャンフン。

歌手のキム・ジャンフンが5カ月間の“暫定活動”計画を発表して目を引いている。

キム・ジャンフンは25日午前、ソウル永登浦区(ヨンドゥンポグ)の汝矣島(ヨイド)CGVで開かれた新アルバムの発売記念ショーケースを通じて、10枚目のアルバムに収録されている3曲とタイトル曲『無い』の3Dプロモーションビデオをお披露目した。“民族歌手”にふさわしく、「独島(ドクト、日本名・竹島)の日」に合わせてアルバムの収録曲を公開したキム・ジャンフンは、「年初から悲しい出来事の連続だった。それらの出来事を通じて感謝とは何かを悟った」と率直に打ち明けた。

11月19日のアルバム発売に先立って公開されたタイトル曲『無い』は、キム・ジャンフン特有の胸に迫るボーカルと纎細な感性が溶け合った哀切な曲だ。世界的スターのパリス・ヒルトンが出演して話題を集めた『無い』のプロモーションビデオには、荒涼としたマリブビーチと切ない表情のキム・ジャンフンが登場している。


この日、キム・ジャンフンは少しやつれた姿で現われ、「悲しみを数多く経験したせいか、自分のアルバムを聞きながら自ら感動することがよくある」とし「収録曲『お前を呼ぶ』はソジュ(韓国の焼酎)4本を飲みながらレコーディング作業した。レコーディングしたことすら思い出せなかった曲だ。個人的に一番気に入っている」と本音を吐露した。「自分のアルバムでも、気に入れば100回以上は聞く」というキム・ジャンフンは、「今回のアルバムもたぶんそうなるだろう。DJと一緒に呼吸を合わせた曲もあるし、ラップをした曲もある」と新しいアルバムを紹介した。

最近、me2day(ミートゥデイ、韓国版ツイッター)に自殺を暗示する書き込みを残した事件について、「しばらくの間、死について何度も考えをめぐらせていた。それくらい辛かった」とし「自分の行動で愛する人たちが苦しむのを見て『もう死は考えないようにしよう』と改めて決意した」と率直に打ち明けた。

PSY(サイ)との不仲説については「心から、PSYがうまくいくことを願っている」と短く言及したにとどまった。

キム・ジャンフンは3年間、韓国での活動を中断することも伝えた。「来年2月、中国に発つ予定」と話したキム・ジャンフンは、「向こう3年間は韓国から“暫定引退”をする計画。残り5カ月間、全エネルギーを注いで国内で”暫定活動”したい」と明かした。

また「今年12月、ソウル蚕室(チャムシル)体育館で『キム・ジャンフンのワンマンショー、すべてを差し上げてアデュー』を開催する。最低価格で最高の公演を観客にお見せしたいという意味でタイトルをつけた」と説明した。

10枚目のアルバムで韓国の活動をしてから、キム・ジャンフンは今年12月に台湾、来年2月に中国で公演して来年4月から米国ツアーに出る。キム・ジャンフンは「米国ツアーの最後の公演地はロサンゼルスにした。50万人の観客を動員してギネスブックに搭載されれば本当に幸せ」と明るく笑った。



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