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ロシア、 韓日に「スケトウダラのクオータ中断」警告(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
スケトウダラの幼魚を食べる食習慣も影響した。 2010年には「スケトウダラ懸賞金」までかけて復元を推進したが失敗した。 その空白はロシア産が埋めた。 昨年、韓国漁船がロシアで漁獲したスケトウダラは4万8796トン。 ほとんどがロシア産だ。 カニカマはロシアで漁獲したスケトウダラではなく、加工用輸入スケトウダラを主に使う。

幸いなのは、最近、スケトウダラの価格が下落傾向にある点だ。 ロシア産スケトウダラの相当数は中国・韓国で手入れして欧州に再輸出するが、欧州景気の沈滞でこの需要が大きく減っている。 18日の冷凍スケトウダラの消費者価格は1906ウォン(約140円)と、前年に比べて23.5%低い。

とはいえロシアの警告を無視することはできない。 クオータがいったん減ると、次に増やすのが難しいからだ。 需要に関係なくクオータは一定水準以上で維持しなければならないということだ。


操業の代価として支払う入漁料も交渉対象だ。 今年の入漁料は1トン当たり336ドルで、今年のクオータ(4万トン)を基準にすると1344万ドル(150億ウォン)にのぼる。 最近の入漁料は、2年間の据え置きの後、引き上げが繰り返されている。 この傾向なら、来月の交渉でロシアが入漁料の引き上げを要求する可能性が高い。 農林水産食品部の関係者は「安定したスケトウダラ需給に影響がないよう交渉をする」と述べた。



ロシア、 韓日に「スケトウダラのクオータ中断」警告(1)

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