BMWやメルセデスベンツなど、いわゆる「プレミアムブランド」が韓国市場で価格を低めたモデルを出す。
BMWコリアは18日、ソウル広壮洞(クァンジャンドン)の音楽公演会場「AX Korea」で、2.0リットル級「ニュー1シリーズ」を発表した。 同級では珍しく後輪駆動を採択している。韓国市場のモデルは5ドアハッチバックで、「アーバン(Urban)」ラインと「スポット(Spot)」ラインの2モデル。 燃費はモデル別に18.5-18.7キロ。2.0L級で新しい基準の「複合燃費認証」を受けた車両の中では、国産・輸入(ハイブリッド含む)を含めて最も効率が高い。
アーバンの標準仕様は3390万ウォン(約240万円)。 高級ブランドのBMWが国内に3000万ウォン台の車を出したのは初めて。 アーバンモデルはドイツ本社価格(4070万ウォン)より700万ウォンほど安い。 さらにドイツではオプションとなる自動8段変速機とグラスルーフを標準として含まれる。 その代わり電動座席を手動に変えるなど減らせる部分は果敢にカットしている。
金孝俊(キム・ヒョジュン)BMWコリア社長(55)は「ドイツ本社が韓国小型車市場を育てるという意志を持って破格的な価格条件を受諾した」と説明した。 また「BMWが韓国に進出した輸入初期には、ブランド価値を知らせるために大型車を中心に導入し、高級イメージを広めたが、今は若年層をターゲットにした小型車で市場を拡大しようという戦略」とし「高級車顧客が最も多く小型車が弱い逆三角形構造を、ニュー1シリーズで大きな正三角形にする計画」と述べた。 金社長は「顧客調査をしてみると、最近は価格、ブランド、デザイン、性能を重視するとみられ、今はもう小型車を出してもプレミアムブランドなら十分に勝算があると判断した」と付け加えた。
メルセデスベンツも2.0L級のAクラスを来年中に韓国に出す計画だ。 Aクラスは欧州で先月発表された。 現在、欧州でAクラスの消費者価格は2万4000ユーロ(約3450万ウォン)であるだけに、国内では3000万ウォン台の中・後半の価格帯で販売されると業界はみている。 これは現在3000万ウォン後半-4000万ウォン前半で販売されているBクラスより安い。
BMWのプレミアムブランドで3000万ウォン台の「エントリーカー」を出しておくことで、韓国輸入車市場はもちろん、国産車市場の変動も避けられなくなった。
その間、ミニやフォルクスワーゲンのビートルのように独特のデザインで若い女性など一部の消費階層をターゲットに力を注いだが、5ハッチバックのニュー1シリーズの場合、若年層はもちろん、「ファミリーカー」としても使用できるからだ。
匿名を求めた現代自動車グループの関係者は「国産車の性能も向上してきたし、輸入車との価格差もまだあるだけに、すぐに市場に大きな影響を与えることはないだろう」としながらも「輸入車ラインアップが多様になっているのは、内需市場での競争が激しくなるという意味なので注視している」と述べた。
ベンツ・BMWのようなプレミアムブランドではないが、一般ブランド輸入車の中でも3000万ウォン台の車の販売が増えている。 日本トヨタカムリ(2.5L)の場合、今年1-9月の累積販売台数が4232台にのぼる。 最近、韓国に登場したフォルクスワーゲンのパサート(2.0TDI)も先月354台が売れた。
◆エントリーカー=生涯初めて購入する車を意味する。 経済力に余裕がない若年層が購入するため小型または準中型が多い。 しかし生涯最初の車は製造会社に対するイメージを形成するという点から、自動車企業が開発と製造・マーケティングに力を注いでいる。
BMWコリアは18日、ソウル広壮洞(クァンジャンドン)の音楽公演会場「AX Korea」で、2.0リットル級「ニュー1シリーズ」を発表した。 同級では珍しく後輪駆動を採択している。韓国市場のモデルは5ドアハッチバックで、「アーバン(Urban)」ラインと「スポット(Spot)」ラインの2モデル。 燃費はモデル別に18.5-18.7キロ。2.0L級で新しい基準の「複合燃費認証」を受けた車両の中では、国産・輸入(ハイブリッド含む)を含めて最も効率が高い。
アーバンの標準仕様は3390万ウォン(約240万円)。 高級ブランドのBMWが国内に3000万ウォン台の車を出したのは初めて。 アーバンモデルはドイツ本社価格(4070万ウォン)より700万ウォンほど安い。 さらにドイツではオプションとなる自動8段変速機とグラスルーフを標準として含まれる。 その代わり電動座席を手動に変えるなど減らせる部分は果敢にカットしている。
金孝俊(キム・ヒョジュン)BMWコリア社長(55)は「ドイツ本社が韓国小型車市場を育てるという意志を持って破格的な価格条件を受諾した」と説明した。 また「BMWが韓国に進出した輸入初期には、ブランド価値を知らせるために大型車を中心に導入し、高級イメージを広めたが、今は若年層をターゲットにした小型車で市場を拡大しようという戦略」とし「高級車顧客が最も多く小型車が弱い逆三角形構造を、ニュー1シリーズで大きな正三角形にする計画」と述べた。 金社長は「顧客調査をしてみると、最近は価格、ブランド、デザイン、性能を重視するとみられ、今はもう小型車を出してもプレミアムブランドなら十分に勝算があると判断した」と付け加えた。
メルセデスベンツも2.0L級のAクラスを来年中に韓国に出す計画だ。 Aクラスは欧州で先月発表された。 現在、欧州でAクラスの消費者価格は2万4000ユーロ(約3450万ウォン)であるだけに、国内では3000万ウォン台の中・後半の価格帯で販売されると業界はみている。 これは現在3000万ウォン後半-4000万ウォン前半で販売されているBクラスより安い。
BMWのプレミアムブランドで3000万ウォン台の「エントリーカー」を出しておくことで、韓国輸入車市場はもちろん、国産車市場の変動も避けられなくなった。
その間、ミニやフォルクスワーゲンのビートルのように独特のデザインで若い女性など一部の消費階層をターゲットに力を注いだが、5ハッチバックのニュー1シリーズの場合、若年層はもちろん、「ファミリーカー」としても使用できるからだ。
匿名を求めた現代自動車グループの関係者は「国産車の性能も向上してきたし、輸入車との価格差もまだあるだけに、すぐに市場に大きな影響を与えることはないだろう」としながらも「輸入車ラインアップが多様になっているのは、内需市場での競争が激しくなるという意味なので注視している」と述べた。
ベンツ・BMWのようなプレミアムブランドではないが、一般ブランド輸入車の中でも3000万ウォン台の車の販売が増えている。 日本トヨタカムリ(2.5L)の場合、今年1-9月の累積販売台数が4232台にのぼる。 最近、韓国に登場したフォルクスワーゲンのパサート(2.0TDI)も先月354台が売れた。
◆エントリーカー=生涯初めて購入する車を意味する。 経済力に余裕がない若年層が購入するため小型または準中型が多い。 しかし生涯最初の車は製造会社に対するイメージを形成するという点から、自動車企業が開発と製造・マーケティングに力を注いでいる。
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