フィギュアスケートのキム・ヨナが久しぶりに姿を表わした。

キム・ヨナは１３日に釜山（プサン）で開かれたチャリティバザーに出た。キム・ヨナは後輩に一言を求められると、「体の管理が最も重要だ。特に肉体的な苦痛に勝つことが重要だ」と助言した。「結果に対する喜びは少しの間で、その翌日に地獄の訓練が始まれば苦痛な瞬間が続く」という話もした。

キム・ヨナは現在、泰陵（テルン）スケートリンクで訓練中だ。１２月に開かれる国際大会に参加する計画を立てている。国際大会で基準点をクリアして来年３月にカナダとロンドンで開かれる世界選手権に出るためだ。世界選手権で良い成績を上げれば２０１４ソチ冬季五輪の出場権を獲得できる。


キム・ヨナとしては単純に自身の出場権を得るのが目標ではなく、韓国の後輩とともに五輪に出られるよう複数の出場権を獲得するという覚悟だ。キム・ヨナは過去２シーズンにわたり事実上の休息を取ったため実戦に対する恐れもやはり抱いている。

キム・ヨナは１３日のバザーで、「長く休んでおり心配になる面もなくはない。五輪出場チケットを最低２枚は取りたい」と話した。キム・ヨナが世界選手権大会で２４位以内に入る場合、韓国はソチ冬季五輪フィギュア女子シングル本戦出場権を取れる。１０位以内に入れば２人、優勝か準優勝ならば３人まで出場できる。