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韓国の平和指数41位、北朝鮮は127位…格差広がる

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
どの国がどれだけ平和なのかを統計的に測定した結果、韓国が調査対象143カ国のうち41位となり、1年間に26段階の大幅な上昇となった。これに対し北朝鮮は昨年の123位から今年は127位に下落し、南北間の格差がさらに広がったことがわかった。

世界平和フォーラムが10日に発表した「世界平和指数2012」によると、スウェーデンが3年連続で世界で最も平和な国に選ばれた。世界平和フォーラムはソウルで統計収集が可能な143カ国の政治・軍事・外交・社会・経済のデータを分析した国別の平和指数を2001年から毎年発表している。0~100点で示されるこの指数は点数が高いほど平和であることを意味する。世界全体の平和指数は70.1で昨年の70.3よりやや悪化した。

今年の韓国の平和指数は77.6で、昨年の72.4より上昇し、北朝鮮も昨年55.4から56.0に小幅に改善された。しかし点差は昨年の17.0から今年は21.6に広がり、順位差も大きくなった。韓国の場合、軍事・外交分野の平和水準が改善された点が反映されたためと分析される。2011年の調査では2010年の哨戒艦爆沈と延坪島(ヨンピョンド)襲撃事件など安保不安要因が反映され順位が10段階下落した。


北朝鮮の場合、各部門とも低い点数を受けたが、特に軍事・外交分野で138位と低い順位にとどまった。フォーラムは、「南北の平和水準を高めるには北朝鮮の軍事・外交部門の平和水準を増進する努力が優先的に必要だ」と説明した。米国の順位は中位圏の73位にとどまった。テロとの戦争で多数の死傷者が発生し、パキスタンとの対立が深まりながら軍事・外交分野の平和水準は135位を記録した。

一方、調査対象国では内戦の後遺症に苦しめられたスーダンが37.8点で最下位の143位を記録した。

キム・ジンヒョン理事長は、「2008年以後、世界金融危機、欧州財政危機、中東の政治的激変、東日本大震災、金正日(キム・ジョンイル)死去など、平和を脅かす不安要因が多く発生しており、まだ危険は依然としてある」と話している。



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