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フッ酸漏出事故の亀尾鳳山里を「特別災難地域」に=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
フッ化水素酸(フッ酸)漏出事故で被害が発生した慶尚北道亀尾市亀尾第4工業団地近隣地域が「特別災難地域」に指定された。

韓国政府は8日午前、任鍾龍(イム・ジョンリョン)国務総理室長の主宰で関係部処次官会議を開き、亀尾市山東面鳳山里一帯を「特別災難地域」に決定した。「特別災難地域」の場合、地方自治体が負担する復旧費用の一部を政府が支援する。また、被害住民は農畜産物と施設被害の復旧に必要な資金を低利率で借りることができる。

一方、事故原因を捜査中の警察はこの日、亀尾の(株)ヒューブグローバルのフッ酸漏出事故について、職員がフッ酸を貯蔵タンクに移す過程でホースを取り付けなかったために発生したと暫定結論を出した。


この事故を捜査中の亀尾警察署は、事故当日の先月27日、同社作業班のC班長(30、死亡)ら職員3人が20トンのタンクローリーに入ったフッ酸を会社の貯蔵タンクに移す作業をする際、ホースをつないでいない状態でバルブを開いたことを確認した。当時、C班長が同僚職員(41、死亡)に会うためタンクローリーから降りてから約5分後、連結部品から突然フッ酸ガスが噴出したということだ。作業班は工場に安全装具があったにもかかわらず、着用していなかった。

警察は国立科学捜査研究院の現場調査と現場付近にいた職員に対する調査で、こうした結論を出したという。警察は事故の責任がある者を全員、業務上過失致死傷容疑で司法処理する方針だと明らかにした。



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