第17回釜山映画祭で「今年のアジア映画人賞」を受賞した若松孝二監督。歴史的事実を糊塗する日本の指導層に対する批判を浴びせた。
若松監督が4日に開幕した釜山(プサン)映画祭で「今年のアジア映画人賞」を受賞した。50年間に映画100本余りを作った功績のおかげだ。『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』『海燕ホテル・ブルー』『千年の愉楽』など今年撮った作品3本も公開された。今年カンヌ映画祭でも注目された『11・25自決の日』は強盛な自衛隊を叫び1970年に自決した作家三島由紀夫の最後の瞬間を描いた。70代半ばでも依然として現役で活躍する若松監督と5日に釜山の映画の殿堂で会った。
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