海上に浮かぶ韓国海軍延坪島基地。
北朝鮮漁船は12日以後7回にわたり北方限界線(NLL)を越えてきた。21日には警告通信に応じず数百発のバルカン砲警告射撃を受けて方向を変えた。北朝鮮軍は海岸砲の砲門を1日に数回開閉するかと思えば実際の射撃訓練も実施しているという。海軍関係者は、「北朝鮮の艦艇や漁船がNLLを超えるかもしれないという仮定が最近は実戦へと現実化している。いつ北朝鮮の漁船が越境し北朝鮮軍が攻撃するかもわからないので艦艇の乗組員は常に戦闘配置をして作戦を行っている」と話した。チャン編隊長は、「延坪島海上に出て行くのは警戒ではなく戦いに出るもの。小学5年生の息子は『パパ、必ず勝って帰ってきて』とあいさつする」と話した。
乗組員はいつもに比べはるかに強い緊張の中で勤務するためストレスも並大抵でないという。パトロール任務を遂行中のある高速艇長は、「乗組員のストレスを解くことが問題だ」と話した。
一方、韓国政府は26日に李明博(イ・ミョンバク)大統領主宰の外交安保閣僚会議で北朝鮮の韓国大統領選挙介入の試みをただちに中断することを要求することにしたと青瓦台(チョンワデ、大統領府)のパク・ジョンハ報道官が伝えた。また、選挙を控え北朝鮮の政略的な挑発に徹底して備え、挑発する場合に強力に対応するという原則も再確認した。青瓦台関係者は、「最近の北朝鮮漁船によるNLL侵犯も企画挑発の一部とみている」と説明した。
【ルポ】北朝鮮漁船の相次ぐNLL挑発…緊張する韓国軍海上基地(1)
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