3つ目は歴史的資料に対する執着だ。中国国家図書館が17日に公開した8件の史料は、尖閣諸島が古代から明白な中国領土ということを記録している、というのが中国の主張だ。この日公開された「日本一鑑」(1555年)には、明が海洋調査をし、釣魚島を台湾付属島嶼に含めたという内容を記録している。黄潤華国家図書館研究員は「釣魚島は明白な中国の領土だというのが歴史的な事実だが、何をためらう必要があるのか」と述べた。
事情がこうであるため、尖閣諸島をめぐる緊張もそれだけ高まっている。現在、中国は10隻の海洋監視船と6隻の漁政船(漁業監視船)の計16隻と護衛艦2隻を尖閣近隣海域に配置している。これに対し日本海上保安庁も全体236隻の巡視船のうち約50隻と数機のP3C哨戒機を近隣海域に配置し、両国艦艇が対立中だ。
強い中国を誇示…指導体制の不삈を覆う(1)
事情がこうであるため、尖閣諸島をめぐる緊張もそれだけ高まっている。現在、中国は10隻の海洋監視船と6隻の漁政船(漁業監視船)の計16隻と護衛艦2隻を尖閣近隣海域に配置している。これに対し日本海上保安庁も全体236隻の巡視船のうち約50隻と数機のP3C哨戒機を近隣海域に配置し、両国艦艇が対立中だ。
強い中国を誇示…指導体制の不삈を覆う(1)
この記事を読んで…