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中国、日本飲食・文化にも反対…反日を越えて排斥に(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「日本料理は食べない」「日本商品を排斥しよう」。

日本の中国侵略が始まった満州事変(1931年)発生日の18日、中国全国の100都市で反日デモが続いた。デモ参加者は北京の1万人など、合わせて数万から最大数十万人にのぼると推定される。

1週間続いた中国の反日デモは「日本排斥運動」に拡大する様相を見せている。前日まで「釣魚島(尖閣諸島の中国名)は中国領土」というスローガンが主流だった。この日デモに参加した趙達さん(人民大学2年)は「友達と一緒に、日本に関するすべての製品はもちろん、料理や文化までも排斥するキャンペーンを行う予定」と述べた。


デモには抗日運動を率いた毛沢東の肖像画も登場した。反日デモや抗日運動記念式場でよく登場し、中国民族主義や中華主義を喚起させる写真だ。こうした雰囲気は中国内の日本人にはほとんど恐怖のレベルだ。路上で会った日本人記者1人は「デモ現場で取材内容を手帳に書いていたが、ある中国人が日本語を見て『日本鬼子』と言いながら蹴ってきた」と話した。

報復を避けるために韓国人のふりをする日本人も増えている。日本のJ-Castニュースは、中国人の攻撃を避けるため、日本語の最後に“スムニダ”“ハムニダ”を付けて韓国語のように話す在中日本人もいる、と紹介した。

駐中日本大使館はこの日、中国に居住する約13万人の自国民に外出を控えるよう呼びかけた。北京・上海・広州・青島などの日本人学校も一日休校し、1000以上の日本関連会社も休業に入った状態だ。一部のデモ隊で暴力も発生し、広東省深セン市では中国人が所有する日本料理店がデモ隊の襲撃を受け、破壊されたと、共同通信が伝えた。

デモ現場には台湾旗が見られた。1949年に国民党が共産党に敗れ、台湾に追われて以来、北京の道路で台湾の国旗が見られたのは今回が初めてだ。台湾連合報は、台湾と連合して日本に圧力を加え、両岸統一意識を高めようとする中国当局の工作とみられる、と分析した。

尖閣海域の日本と中国接続水域にはこの日一日、中国の海洋監視船10隻と漁業監視船2隻の計12隻が進入したと、日本メディアが報じた。このうち少なくとも3隻は日本領海に入った。日本巡視船が中国漁業監視船に日本領海に入らないよう警告すると、中国側は中国語で「釣魚島は中国固有の領土だ。この海域から退け」と応酬したという。



中国、日本飲食・文化にも反対…反日を越えて排斥に(2)

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