ｉＰｈｏｎｅ５は予約販売開始１日で２００万台が売れた。発表当時、ｉＰｈｏｎｅ５について「革新はなかった」と冷たい反応を見せた専門家とは異なり、消費者は熱い反応を見せた。

アップルは１７日（現地時間）、「ｉＰｈｏｎｅ５が予約注文を受けて２４時間で２００万台が売れた」とし「前バージョン『ｉＰｈｏｎｅ４Ｓ』の持つ１００万台記録を２倍の差で更新する規模だ」と発表した。

米国移動通信会社のＡＴ＆ＴもｉＰｈｏｎｅ５が自社の記録上、史上最多の予約注文量を記録したと述べた。ＡＴ＆Ｔは「ｉＰｈｏｎｅ最新バージョンのｉＰｈｏｎｅ５に対する大衆の関心が熱い」とし「今週末ずっと過去の先行注文記録を更新した。最大販売記録を打ち立てるだろう」と見通した。


ｉＰｈｏｎｅ５が爆発的な反応を見せるなか、アップルは予約注文を受けてから２４時間で約１兆５０００億ウォン（約１０５５億円）を超える利益を上げたことが分かった。アップルのｉＰｈｏｎｅ５（１６ＧＢ）１台当たりの出庫価格が８５７ドルで、ここから製造原価１６７ドルと流通費用を差し引くと１台当り６９０ドルの利益を得ることが分かった。

２８日からは２２カ国で追加販売が開始する予定なので、アップルの収益はさらに大きくなる。これに先立ちモルガンスタンレーは、ｉＰｈｏｎｅ５が発売開始３カ月以内に４８００万～５０００万台が売れるだろうと見通し、ＣＮＮマネーも４５００万台を販売すると見ている。

アップルがｉＰｈｏｎｅ５を５０００万台販売した場合、約３８兆ウォンの収益を獲得する計算だ。

この販売量の増加により、アップルの株価は１７日（現地時間）の時間外取引でアップル史上初めて７００ドルを突破した。株価も３カ月ぶりに２２％急騰した。

一方、アップルは２１日、米国、英国、カナダ、オーストラリアなど９カ国で１次発売を開始する。２次発売開始国はオーストリア、ベルギー、チェコ、デンマークなど欧州の各国だ。韓国は２次発売開始国にも含まれなかったが、早ければ１０月頃に発売開始されるものと見込まれている。