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サムスン電子、次世代半導体を中国・西安で生産

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「デジタルシルクロード(数碼絲路)」。

中国陝西省西安市政府がサムスン電子の半導体生産ライン起工式を歓迎して掲げたスローガンだ。古代中国のシルクロードの出発点である3000年の古都西安でサムスンとともに西部地域のデジタル革命を主導するということだ。

この日サムスンは西安市中心部から南に20キロメートル離れた西安ハイテク工業区で起工式を行った。工場の敷地は140万平方メートルで、今後2年間に23億ドルを投資し、その後段階的に総投資規模を70億ドルまで増やす予定だ。中国の海外企業投資誘致で過去最大規模だ。2014年から10ナノ級次世代NANDフラッシュメモリー半導体を生産することになる。10ナノ級NANDフラッシュは韓国でも年末ごろに量産に入る先端製品だ。サムスンが海外に大規模半導体工場を設立するのは米テキサス州オースチン工場に続き2番目だ。


この日起工式が開かれた中国西安工場の10ナノ級NANDフラッシュ年間最大生産量は300ミリウェハー基準で10万枚だが、来年の市場状況により稼動率を決める予定だ。サムスン電子の権五鉉(クォン・オヒョン)副会長は、「最初の工場をしっかりと作り生産後に市況が良くなればさらに投資する計画だ」と話した。

中国の李克強副首相はこの日祝賀メッセージで「今回のプロジェクトは韓中双方の強みを合わせ結合する協力を通じ情報産業の発展を実現する重要な成果だ」と評価した。この日行事には李揆亨(イ・ギュヒョン)駐中韓国大使と権副会長、趙楽際山西省党書記、趙正永山西省長ら600人余りが参加した。

一方、権副会長はこの日西安市内のホテルで開かれた記者会見で、「完成品では戦ってもアップルはサムスン電子部品事業の主要顧客だ」と強調した。権副会長はアップルがiPhoneの新製品からサムスンのモバイルDRAM・NANDフラッシュなどを排除したことについて、「完成品分野で争いが起きているので部品も同調しなければならないという考え方で特許訴訟を部品事業と関連させるのは推測の側面が大きい」と話した。





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