中国が東海(トンヘ、日本名・日本海)進出のために北朝鮮の羅先(羅津・先鋒)港と清津港の運営権を次々と確保している中、ポスコと現代(ヒョンデ)グループが北朝鮮進出の“北方橋頭堡”吉林省琿春に大規模な物流センターを建設する。中国の東海進出で展開される北東アジア経済圏に対応するための長期布石だ。
ポスコと現代グループは10日午前、中国延辺朝鮮族自治州の琿春で、鄭俊陽(チョン・ジュンヤン)ポスコ会長と玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)現代会長ら韓中両国の関係者およそ200人が出席した中、琿春国際物流団地着工式を行った。
行事には李揆亨(イ・ギュヒョン)駐中韓国大使、キム・ジンギョン延辺科学技術大総長、孫政才吉林省党書記、張安順(チャン・アンスン)延辺朝鮮族自治州党書記らも出席した。張会長はあいさつの言葉で、「琿春国際物流団地は東北3省の物流拠点として、経済交易の活性化に寄与するだろう」と強調した。
物流団地は中国国務院が4月に批准した琿春市国際合作示範区の真ん中に位置し、面積は1.5平方キロメートル。ここには物流倉庫、コンテナヤード、集配送施設などが建設される。1平方メートル当たり175元(3万1114ウォン相当)で50年間使用することになる。
事業費は2000億ウォンで、ポスコが8割、現代グループが2割を占める。ポスコ建設(50.1%)、ポスコチャイナ(14.9%)、大宇(デウ)インターナショナル(15%)、ポスコICT(5%)、現代商船(15%)、現代ロジスティックス(5%)が出資する。
第1期工事は来年末に完了し、2014年1月から本格的に稼働する。続いて第2、3期工事は2019年までに完工する予定だ。ポスコと現代グループは木材・穀物・水産物・飼料・自動車部品・衣類・光学機器・生活消費財など吉林省と黒龍江省の物流を琿春国際物流団地で保管、再加工し、中国東南部に運送して収益を創出する計画だ。
ADLコリアが最近実施した報告書「琿春国際物流団地開発方向およびマーケティング戦略樹立」は、琿春国際物流団地が原資材の需給管理、加工連係型の価値創出、高付加価値の増進などの事業モデルで、2020年までに1300万トン規模の物流が誘発される、と分析した。
ポスコと現代グループは10日午前、中国延辺朝鮮族自治州の琿春で、鄭俊陽(チョン・ジュンヤン)ポスコ会長と玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)現代会長ら韓中両国の関係者およそ200人が出席した中、琿春国際物流団地着工式を行った。
行事には李揆亨(イ・ギュヒョン)駐中韓国大使、キム・ジンギョン延辺科学技術大総長、孫政才吉林省党書記、張安順(チャン・アンスン)延辺朝鮮族自治州党書記らも出席した。張会長はあいさつの言葉で、「琿春国際物流団地は東北3省の物流拠点として、経済交易の活性化に寄与するだろう」と強調した。
物流団地は中国国務院が4月に批准した琿春市国際合作示範区の真ん中に位置し、面積は1.5平方キロメートル。ここには物流倉庫、コンテナヤード、集配送施設などが建設される。1平方メートル当たり175元(3万1114ウォン相当)で50年間使用することになる。
事業費は2000億ウォンで、ポスコが8割、現代グループが2割を占める。ポスコ建設(50.1%)、ポスコチャイナ(14.9%)、大宇(デウ)インターナショナル(15%)、ポスコICT(5%)、現代商船(15%)、現代ロジスティックス(5%)が出資する。
第1期工事は来年末に完了し、2014年1月から本格的に稼働する。続いて第2、3期工事は2019年までに完工する予定だ。ポスコと現代グループは木材・穀物・水産物・飼料・自動車部品・衣類・光学機器・生活消費財など吉林省と黒龍江省の物流を琿春国際物流団地で保管、再加工し、中国東南部に運送して収益を創出する計画だ。
ADLコリアが最近実施した報告書「琿春国際物流団地開発方向およびマーケティング戦略樹立」は、琿春国際物流団地が原資材の需給管理、加工連係型の価値創出、高付加価値の増進などの事業モデルで、2020年までに1300万トン規模の物流が誘発される、と分析した。
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