北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長
消息筋によると、金永南はAPEC首脳会議(8-9日)前後に、プーチン大統領と朝ロ首脳会談を行う可能性がある。金永南の動きには、中国に続いてロシアとも交流協力を拡大するという金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の意中が反映されているというのが専門家の観測だ。
キム・グンシク慶南大教授(北朝鮮学)は「00年にプーチンが金正日(キム・ジョンイル)に会った時も太平洋近隣で別途に会談した」とし「プーチンが象徴的に朝ロ会談をし、来年の金正恩のロシア訪問を打診する可能性もある」と述べた。
金永南は8月30-31日、イラン・テヘランで開かれた非同盟運動(NAM)首脳会議に出席したのに続き、1日にはアフマディネジャド・イラン大統領に会った。
これに先立ち8月29日付の日本読売新聞は「北朝鮮がAPEC首脳会議の議長国のロシアに参加を要請した」と報じた。北朝鮮はAPEC加盟国ではないため、オブザーバーで参観するという意向を伝えたという。APECに非加盟国が参加する場合、すべての加盟国(21カ国)の同意を得なければならないが、まだこうした手続きは行われていない。
韓国外交部の当局者は「北朝鮮の公式参加要請はなかったと確認された」としながらも「首脳会議が開かれるルースキー島(ウラジオストクから3キロ離れた島)に金永南が来るのは難しいが、首脳が集まるウラジオストクで2国間会談をすることは可能」と述べた。
APEC首脳会議には李明博(イ・ミョンバク)大統領も出席する。北朝鮮は6月、旧ソ連時代の債務110億ドルの90%の減免を受け、残りを両国合弁事業に再投資することで合意した。現在、天然ガスパイプライン、シベリア横断鉄道(TSR)連結事業などが推進されている。
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