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【IFA2012】サムスン・LG・ソニーの“テレビ戦争”再開(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版

先月31日(現地時間)、独ベルリンで開幕した「IFA2012」で、観覧客がサムスン展示館で先端製品を見ている。真ん中の展示物は有機発光ダイオード(OLED)テレビなど次世代映像製品(サムスン電子)。

欧州最大家電展示会「IFA(Internationale Funkausstellung)2012」が先月31日(現地時間)、ドイツ・ベルリンで開幕した。 6日間の日程の今回の展示会には、家電の代名詞であるテレビに次世代技術が結びついた新製品が登場した。 韓国のサムスン電子・LG電子、日本のソニー・東芝、オランダのフィリップスなどが‘より薄く、より鮮明’な次世代テレビを出して目を引いた。

◇OLED・UD・グーグルテレビで次世代競争

31日午前10時。 独ベルリン万国博覧会場(Messe Berlin)のIFA展示場が開場すると、よくない天気にもかかわらず、世界各国の電子業界関係者と取材陣の行列ができた。 万国博覧会場の周辺だけでなく、市内のあちこちに次世代技術を誇るグローバル電子会社の広告看板が設置された。


サムスン電子は展示場前20番ホールの北門側に、LG電子はその向かい側に、それぞれ100本ほどの旗と大型屋外広告看板を設置した。 展示場に入ると、有機発光ダイオード(OLED)テレビと超高鮮明(Ultra Definition=UD)テレビ、グーグルインターネットテレビなど次世代映像製品が目を引いた。 特にサムスン電子とLG電子はOLEDテレビを、ソニーはUDテレビを強調した。 OLEDは別途に光を照らす発光装置が必要ないためより薄くなり、UDは従来のフルHD製品より画質を4倍も美しくした。 グーグルプラットホームはいつどこからでも有線・無線インターネットにつないで、さまざまなコンテンツを提供する。

サムスン電子の展示館のテーマは「今、よりスマートな生活を」(Smarter Life,Now)だ。 8628平方メートル(約2610坪)の最大規模空間に約30台のOLEDテレビが前面に展示され、75インチのスマートインターネットテレビ、3Dブルーレイホームシアターなど約200製品が紹介されている。 特にOLEDテレビはサムスン電子の成長モメンタムとして定着した。

尹富根(ユン・ブグン)消費者家電担当社長は記者懇談会で、「年内にOLEDテレビを出す。 これをはじめ、2015年までに家電の全分野で世界1位になる」と述べた。 サムスン電子は従来のサムスンスマートテレビのプラットホームに付加サービスを追加したグーグルテレビを出した。 展示場を見回った尹社長は「UDテレビなどはOLEDテレビを開発できずに出したレベルであり、他社の展示品に印象深い製品はない」と自信を表した。



【IFA2012】サムスン・LG・ソニーの“テレビ戦争”再開(2)

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