韓国男女ゴルファーが日本プロゴルフツアーで２週連続で優勝した。安宣柱（アン・ソンジュ、２５、ツアーステージ）は２日、岐阜県みずなみＣＣで行われた日本女子プロゴルフ（ＪＬＰＡＧＡ）ツアー、ゴルフ５レディスで通算１５アンダーをマークして優勝した。先週のニトリレディスに続いて２週連続の優勝。５月のワールドレディースサロンパス杯まで合わせると今季３勝目となる。２０１０年と２０１１年にＪＬＰＧＡツアー賞金王になった安宣柱はこれで通算１１勝目。

金庚泰（キム・ギョンテ、２６、新韓金融グループ）は同じ日に山梨県の富士桜ＣＣで終わった日本プロゴルフツアー（ＪＧＴＯ）フジサンケイクラシックで通算８アンダーをマークし、優勝した。２０１０年ＪＧＴＯ賞金王の金庚泰は昨年７月のセガサミー杯以来１年１カ月ぶりの優勝で、通算５勝目。

金庚泰の優勝で、韓国は先週のＶａｎａＨ杯ＫＢＣオーガスタで優勝したキム・ヒョンソン（３２、ハイスコ）に続き２週連続で日本選手のプライドをへし折った。


韓国選手の善戦で日本ツアーの雰囲気はよくない。男女ツアーとも韓国選手が２０１０年、２０１１年の賞金王となり、衝撃を受けた日本のゴルフファンは「韓国選手が賞金を持って行ってくやしい」という立場だ。

今シーズン韓国女子選手はＪＬＰＧＡツアー２４大会で１２勝している。

賞金１位（１億５万円）の全美貞（チョン・ミジョン、３０、真露ジャパン）をはじめ、安宣柱が２位（９０６７万円）など、トップ１０に４人の選手が入っている。男子選手も１３大会で５勝している。