102年ぶりに戻った華盛頓公使館
公使館(現在の大使館)には高宗の自主外交の意志が込められている。渦巻く韓半島情勢の中、外交で国家の危機を打開するという戦略だった。1891年、高宗はホワイトハウス付近に常駐公館建物を購入した。そして朝鮮はワシントン外交街に進入した。
しかし高宗の執念は挫折した。1910年、庚戌国恥の亡国とともに公使館は日本に渡った。そして私たちの歴史から長期間消えた。公使館の帰還は主権回復の完成だ。
韓半島の地政学的な運命は変わらない。韓日中三角葛藤の解決は難しい。29日は庚戌国恥102年。日本との外交対立は深まっている。1世紀前の公使館の悲劇は今の歴史の教訓として存在する。
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